2024年エンタメ界のリーチ力ランキング発表！ポケモンがトップに君臨

エンタメ業界のリーチ力をランキングで可視化！

GEM Partners株式会社が2024年のエンタメブランドリーチ力ランキングを発表しました。これは、映像や書籍、音楽、ゲーム、ラジオなどさまざまなメディアにおけるリーチ力を、他メディアと横断して評価する新たな指標“リーチpt”に基づいています。エンタメ業界に向けたデータを使ったマーケティングサービスを行うGEM Partnersは、毎月日本国内在住の男女を対象に調査を実施し、真のリーチを明らかにすることを目指しています。

2024年リーチ力TOP3

発表されたランキングでは、1位に輝いたのは『ポケットモンスター』。累計リーチptは65,578に達し、その内訳の多くはアプリゲームからのものでした。特に「Pokémon GO」の人気や新たにリリースされた「Pokémon Sleep」が貢献しており、アプリゲームだけで50,546ptを獲得。さらに、家庭用ゲームや映像からもリーチを得ています。

2位にランクインしたのは『LINE：ディズニーツムツム』で、こちらもアプリゲームとして60,132ptを記録。その95%が同名アプリによるもので、その人気の高さを物語っています。これにより、『ポケットモンスター』と『ツムツム』はアプリゲームを主な集客源として、他のエンタメブランドと比べて大きくリードしました。

3位には『ONE PIECE』が42,184ptで登場。こちらは多メディア展開によるリーチが特長。マンガ、映像、アプリゲーム、書籍、家庭用ゲームと広範囲にわたってファン層を拡げており、さまざまなコンテンツからの支持を集めています。

新登場のブランド

また、ランキングでは新たに4位として『虎に翼』、14位に『光る君へ』が登場しました。これらは2024年に放送開始が予告されるテレビドラマに関連したブランドで、ドラマの放送が新たなリーチをもたらしたと考えられます。『虎に翼』はNHKの連続テレビ小説として広く受け入れられ、その影響力は相当ですが、『光る君へ』も長期放送を予定しており、今後の成長が期待されています。

GEM Partnersとは？

GEM Partners株式会社は、エンタメビジネスにおけるデータプラットフォームサービスやリサーチを手掛ける企業であり、2008年に設立されました。代表取締役は梅津文氏で、企業の公式サイトではさらに詳細なマーケティング情報やリサーチ結果を公開しています。エンタメ業界の変化やトレンドをいち早く把握するためのツールとして、多くの企業に利用されています。