藤間蘭黄の舞踊
2022-09-01 10:00:04

日本舞踊家 藤間蘭黄が描く日本文化の新たな境地とは

日本舞踊の新たな地平を切り開く藤間蘭黄



日本舞踊の世界で注目を集めている藤間蘭黄が、浅草公会堂で「日本舞踊の可能性」というテーマで公演を開催します。この公演は、前回から2年ぶりに行われるもので、日本文化の魅力を新たな形で提示します。

開催概要


このイベントは、2022年11月2日と3日の2日間にわたって行われます。会場は東京都台東区に位置する台東区立浅草公会堂で、銀座線や都営浅草線からのアクセスが良好です。チケットは各種プレイガイドを通じて好評発売中で、価格は座席の種類に応じて異なります。

プログラムの特徴


藤間蘭黄は、今回の公演で『鳥獣戯画EMAKI』と『変身』の二つの作品を披露します。『鳥獣戯画EMAKI』では、日本最古の漫画とも称される「鳥獣人物戯画」の世界を、世代を超えた日本舞踊家たちが体現します。動物たちが生き生きと描かれたその絵柄を舞踊で表現する試みは、多くの観客の心を捉えることでしょう。

『変身』では、カフカの同名小説を基に、男性が突然毒虫に変わるという衝撃的な出来事を舞踊で表現します。この作品はもともと2020年の欧州公演ツアー用に制作されたもので、バルトークのピアノ生演奏に合わせて、藤間蘭黄が一人で様々なキャラクターを演じ分けるという大胆な試みが期待されています。

日本舞踊の可能性


藤間蘭黄は、日本舞踊の可能性を広げるために、映像やバレエ、ピアノとのコラボレーションを追求してきました。過去の公演シリーズでは、西洋文学を題材としたり、若手舞踊家の魅力を引き出す取り組みを行ってきました。今回の公演もその一環として、新しい視覚体験を提供するものです。

藤間蘭黄について


藤間蘭黄は、江戸時代から続く日本舞踊の名門に生まれ、5歳から舞踊を学び始めました。彼女は国内外で多くの公演を行いながら、ワークショップやレクチャーを通じて、次世代への指導にも力を入れています。2015年には芸術選奨文部科学大臣賞も受賞しています。また、彼女の舞踊は、文化や歴史、物語を融合させた新たな表現方法として多くの評価を受けています。

まとめ


藤間蘭黄の公演「日本舞踊の可能性」は、日本の伝統文化を新しい視点で再解釈する貴重な機会です。日本舞踊が持つ豊かな表現力を、カフカや「鳥獣戯画」といった普遍的なテーマと絡めて体感できるこの公演は、舞踊ファンにとって見逃せないイベントとなっています。興味がある方は、ぜひチケットを手に入れ、舞踊の新たな境地を堪能してください。

会社情報

会社名
株式会社 代地
住所
東京都台東区柳橋2-1-1藤間蘭黄稽古場
電話番号
03-5829-6130

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