世界的な起業家支援ネットワークTiE Global会長がFenox Venture Capital共同代表に就任

世界的起業家支援のリーダーが新たなパートナーに



シリコンバレーを拠点にするFenox Venture Capital(以下、Fenox VC)は、最近、世界最大の起業家ネットワークであるTiE Globalの会長、Venktesh Shukla氏(以下、Venk氏)を新たな共同代表パートナーに迎えることを発表しました。この動きは、アジア市場に対する投資を強化する狙いがあり、Venk氏の豊富な経験と人脈を活かして、さらなる成長を図るための一歩と捉えられています。

Venk氏は、著名な投資家であり起業家として、数多くのベンチャー企業への投資を行い、経営にも深く関与してきました。彼のキャリアは非常に多面的で、TiE Silicon Valleyの代表としての組織改革で知られており、現在TiE Globalの会長として、起業家育成に大きく貢献しています。さらに、教育支援を目的とするNPO法人Foundation for Excellenceの代表としても活動し、経済的に困難な状況にある子供たちへの奨学金支援を行っています。

また、Venk氏は、2015年にはインドの首相Narendra Modi氏のシリコンバレー訪問を助け、その際に提唱されたスタートアップインドイニシアチブの政策にも関与し、国内外でのベンチャー支援に取り組んできました。

Fenox VCの共同代表パートナー兼CEOであるアニス・ウッザマン氏は、Venk氏を迎えることができたことを大変光栄に思っており、彼の参加により企業のプレゼンスが大幅に向上すると考えています。ウッザマン氏は「アジアは世界の人口の約2/3を占めており、Venk氏の参画を通じて、インドを含むアジア地域への投資をさらに推進できると確信しています」とコメントしました。

一方、Venk氏自身もFenox VCでの役割に期待を寄せており、「米国とアジア諸国を橋渡しする唯一のベンチャーキャピタルとして、米シリコンバレーの企業が日本の大手企業と連携するサポートをしてきました。私が参画することで、他のアジア地域の起業家支援も進められると思います」と述べています。

Fenox Venture Capitalは、主に初期投資とファイナルラウンドを専門とし、IT、ヘルスIT、ロボットなどの分野で多岐にわたるスタートアップに投資しています。これまでに米国、日本、東南アジアで65社以上のスタートアップに資金を提供しており、特に米シリコンバレーで生まれた企業を日本市場に導入することに力を入れています。

主要な投資実績としては、海外ではJibo、ShareThis、Geniusなど、国内ではテラモーターズ、メタップス、マネーフォワード等が挙げられます。Fenox VCは、今後もグローバルなビジネス展開を目指し、アジア地域への支援を強化していく方針です。

今回のVenk氏の参画は、Fenox VCにとって新たな可能性を開く契機となるでしょう。これにより、アジア市場での投資が活性化され、これまで以上に多くの起業家が支援を受ける機会が増えることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社フェノックス・ベンチャーキャピタル・ジャパン
住所
東京都品川区西品川1−1−1住友不動産大崎ガーデンタワー9階トンネル東京
電話番号
03-6417-4570

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