Third Ecosystemが現地調査パッケージを展開
このたび、東京都港区に本社を置くThird Ecosystem, inc.が、世界的な先端技術展示会での現地調査および分析パッケージのサービス提供を開始しました。このサービスは、CES(米国)、SXSW(米国)、Slush(フィンランド)などの展示会を対象とし、企業や投資機関、スタートアップ支援団体に向けた新たな支援を行うものです。
このサービスが提供するのは、海外展示会場での最新技術やビジネスの動向を把握するための一貫したサポート。調査・分析にとどまらず、ネットワーキングや新たなビジネス戦略の策定にまで対応しています。
背景とニーズ
近年、グローバルなイノベーションが加速する中、日本の企業や投資機関、コンサルティングファームでも先端技術に関する調査・分析のニーズが増しています。しかし、展示会場での調査体制の構築や現地プレイヤーへのアクセスを効果的に行えるサービスは限られていました。Third Ecosystemは、これまでの経験を活かし、展示会でのトレンドリサーチから戦略構築までをサポートするプログラムを開発しました。
サービス内容
この新しい「現地リサーチ・分析パッケージ」では、以下のフェーズで支援を行います。
1.
事前設計・戦略:技術トレンド調査やプレイヤー分析を事前に行い、最適な訪問先リストを作成します。
2.
現地リサーチ:展示会場での視察やインタビューを通じて、リアルな情報収集を行います。
3.
データ収集・整理:収集したデータを整理し、比較分析を行います。
4.
報告・洞察提供:調査報告書の作成や戦略提言を行い、企業の次なるステップをサポートします。
5.
フォロー支援:アライアンス先を引き合わせたり、企業マッチング支援を行います。
このパッケージは、標準的な提供期間を3ヵ月としており、必要に応じて柔軟に対応できます。対象となる展示会は多岐にわたるため、企業や団体のニーズに合わせた個別のプランを提案することが可能です。
対象展示会
Third Ecosystemが対応可能な展示会には、CES(米国)、SXSW(米国)、Slush(フィンランド)以外にも、TechCrunch DisruptやWeb Summit、VivaTechなど、世界各地の先端技術系展示会が含まれています。これにより、さまざまな業界の動向を包括的に把握し、企業の戦略に活かすことができるのです。
企業のイノベーションを加速
Third Ecosystemは、41ヵ国・500のスタートアップエコシステムとのネットワークを持ち、国内外のスタートアップを繋ぐ役割を果たしています。企業の新規事業やイノベーション支援においても、幅広い業界でのサポートを行なっており、様々なリソースを活用して企業の成長を促しています。今回の現地調査・分析パッケージも、その一環として位置付けられています。
企業のイノベーション戦略を模索する中で、海外展示会での最新情報をいち早く取り入れることは非常に重要です。Third Ecosystemの新サービスが、多くの企業にとって貴重な情報源となることが期待されます。さらに詳しい問い合わせは、企業の公式ウェブサイトをご覧ください。ただし、情報収集はもちろん、それをどうビジネスに活かすかが、今後の企業の成功にとって求められる資源となるでしょう。