小平市の東部公園と萩山公園に新たなスポーツ施設が誕生
東京都小平市は、地域の住民や訪問者が利用できる新たなスポーツ施設の整備に取り組むことを決定しました。このプロジェクトは「東部公園のプール再整備・萩山公園のプール跡地活用に関する公民連携事業」として、フージャースグループの一員である株式会社フージャースウェルネス&スポーツが優先交渉権者に選定されたものです。
フージャースグループは、これまでにもさまざまなPPP(Public Private Partnership)およびPFI(Private Finance Initiative)事業に取り組んできました。例えば、大阪府堺市の原山公園や、滋賀県大津市の学校給食共同調理場の整備運営など、多くのプロジェクトに参加してきた実績があります。このたびのプロジェクトは、彼らにとって8件目の参加となります。
事業の基本コンセプト
本事業は、「多世代が集い、こどもたちが学びあうプール」という基本コンセプトを掲げています。具体的には、東部公園に温水プールを設置するとともに、萩山公園に屋外スポーツ施設を整備し、多世代が気軽にスポーツに親しめる場を提供することを目指しています。市が掲げる基本方針は次の3点です。
1.
多世代が集い、こどもたちが学びあえるスポーツ施設
2.
誰もが気軽にスポーツに親しめる施設
3.
地域の安全・安心につながるスポーツ施設
これらの方針をもとに、市民に愛されるスポーツ施設を目指します。
計画されている施設の詳細
フージャースグループは、「行きたくなる場所、居場所になる施設」をコンセプトに、具体的な設計を進めています。東部公園には温水プールを含む屋内スポーツ施設、萩山公園には多世代が集える屋外スポーツ施設が建設される予定です。
このプロジェクトの運営は、フージャースウェルネス&スポーツが中心となり、維持管理はフージャースリビングサービスが担当します。さらに、設計監理は株式会社オーエルシージャパンと佐藤工業株式会社が行い、建設には同じく佐藤工業株式会社と株式会社加藤工務店が関与します。つまり、フージャースグループ全体で小平市の街づくりへ貢献する体制が整いつつあります。
事業実施概要
事業名は「東部公園のプール再整備・萩山公園のプール跡地活用に関する公民連携事業」で、所在地はそれぞれ次の通りです。
- - 東部公園の屋内プールエリア:花小金井六丁目13番1号
- - 萩山公園のスポーツ施設エリア:小川東町四丁目4番1号
敷地面積は、東部公園約9,960㎡、萩山公園約3,586㎡となっており、開業予定日は2029年度です。
フージャースグループのビジョン
フージャースグループは、「ソーシャルデベロッパー®」として、さまざまな社会課題に向き合い、事業を通じて解決へと導くことを目指しています。これからも地域に根ざし、住民のニーズに応じたサービスを提供し続けることでしょう。新たに開設されるスポーツ施設が、地域社会にどのような影響を及ぼすのか、期待が高まります。今後の進展に目が離せません。