デヴィッド・ラシャペルの魅力に迫る！初のオンライントークショー

デヴィッド・ラシャペルのオンライントークショーが開催

世界的に著名な写真家、デヴィッド・ラシャペル氏が日本で初となるオンライントークショーを開催します。このイベントは、2026年1月10日（土）午前10時から12時までZoomウェビナーにて行われ、聴講には1500円の料金が必要です。抽選で選ばれた参加者は、ラシャペル氏の作品をじっくりと鑑賞しながら、その独自のスタイルや創作秘話についての貴重な話を聞くことができます。また、参加者には1月17日までアーカイブ視聴が提供されるため、都合が合わなくても安心です。

デヴィッド・ラシャペルの魅力とは？

ラシャペル氏は、ポップアートとシュールレアリズムを巧みに融合させ、鮮やかな色彩と物語性豊かな写真で多くの人々を魅了し続けています。彼の作品には、マイケル・ジャクソン、アンジェリーナ・ジョリーといった名だたるセレブリティが登場し、そのビジュアルは21世紀の象徴的イメージとされています。特に、彼が創り出す写真は、ただの視覚的な美しさだけでなく、深いメッセージを含んでおり、見る者に強い印象を与えます。

トークショーの内容

今回のオンライントークショーでは、ラシャペル氏の作品紹介や、彼の創造プロセスに迫る内容が予定されています。どのような背景で彼の名作が誕生したのか、キャリアの初期に彼に影響を与えた人物についてなど、多岐にわたるテーマが掘り下げられます。また、彼の創作哲学や、写真家としての人生を切り拓く上で重要とする価値観についても話が及ぶ予定です。

「未来の写真家たちへ」プロジェクト

このイベントは、日本写真芸術専門学校が主導する「未来の写真家たちへ Message from the Masters of Photography」シリーズの一環として位置づけられています。このプロジェクトは、コロナ禍による制約の中でも、未来の写真家たちに触発と刺激を与えることを目的に2021年に始まりました。過去には、アレック・ソスやスティーブ・マッカリーといった著名な写真家が登壇しており、今回のラシャペル氏の参加は6回目となります。

ラシャペル氏の経歴

デヴィッド・ラシャペルは1963年、コネチカット州で生まれました。彼のキャリアは、17歳でニューヨークに移住したことから始まります。早くもギャラリー303での個展が注目され、アンディ・ウォーホルからもその才能を高く評価されました。以降、彼の写真は独自の手法と色彩で数多くの著名な人物を撮影し、国際的な評価を得ていきます。また、1997年には「ラシャペルは新しい世代に確実な影響を与えるだろう」とニューヨーク・タイムズに評されたこともあります。

いくつもの作品集を出版し、映画や舞台へも活動を広げたラシャペル氏の作品は、美術館やギャラリーでも高い評価を受けています。2023年にはフィレンツェ・ビエンナーレで生涯功労賞も受賞し、その歩みはまさに光り輝いています。

日本写真芸術専門学校について

日本写真芸術専門学校は、60年の歴史を持ち、実践的な教育方針を掲げています。プロフェッショナルな講師陣と共に、学生たちはリアルな社会に直結した授業を受け、その技術を磨く環境が整っています。これまで多くのクリエイターを輩出してきた学校であり、今回のトークショーもその一環として行われます。写真に情熱を注ぐ全ての人にとって、このイベントは大変貴重な機会となるでしょう。