近年、日本の大学教育は少子化と国際化の波にさらされ、変革が求められています。そんな中で注目を集めているのが、KEIアドバンスが主催する「第12回KEI大学経営セミナー」です。本セミナーでは、通信課程を活用して外国人学生を呼び込む新たな試みにスポットを当てます。特に、その中心となる「アジアオンライン大学」の立ち上げに携わった大月史嗣氏が登壇し、通信教育の利点や運営ノウハウについてお話ししてくださいます。
アジアオンライン大学の役割と目的
大月氏が関わる「アジアオンライン大学」は、岡山理科大学を始めとする学校法人加計学園が設置した大学の通信教育部の総称です。この新たな教育形態は、日本国内外の学生にフルオンラインで学士課程を提供することを目的としています。特に、ウズベキスタンやミャンマー、インドネシアなど、海外に在住する外国人学生に焦点を当てており、初年度の受講生の約3分の1が日本国外在住者であることから、その需要が伺えます。
セミナーの内容と今後の展望
本セミナーでは、大月氏が通信課程のメリットや、外国人学生にどのように日本の教育を届けるか、さらにはオンライン授業の設計や日本人学生との相互作用についての課題を掘り下げます。通信制教育が果たす役割は、単なる知識の提供に留まらず、文化の交流や国際的な視点を持たせることにあります。
参加申し込みと対象者
セミナーの参加は無料で、大学運営に関わる方や教育業界に興味のある方、特に国際交流に携わる方の参加を歓迎します。教育に関する最新の取り組みを理解し、大学教育の未来を探るための貴重な機会です。参加希望者は、事前にオンラインでの参加登録が必要となります。
最後に
「第12回KEI大学経営セミナー」は、教育関係者にとって、新しい大学教育の現状と未来を見据える絶好のチャンスです。大月氏の豊富な経験と知識をもって、今後の教育改革のヒントを得られることでしょう。なぜなら、私たちの教育環境は常に進化しており、新しいアプローチが求められているからです。ぜひ、この機会を活用し、自らの知見を深める手助けとしてください。
高等教育での国際的な競争力を強化するためにも、本セミナーは重要な一歩となるでしょう。興味のある方は、申込URLから登録を行い、セミナーに参加して新たな視点を得てください。