床下点検の未来を見据えた実機デモンストレーション
近年、工事現場や点検作業における労働環境の改善が求められる中、国立大学法人電気通信大学と大末建設株式会社、ミサワホーム株式会社が共同で開発した「床下点検ヘビ型ロボット」が注目を集めています。このロボットは、身体的負担を軽減し、作業の安全性を高めることを目的として設計されています。
機能と特長
本ロボットは、床下という厳しい環境での点検作業を支援するために、柔軟な移動機構を持っています。従来の点検作業では、人が狭い空間に潜り込む必要があり、危険や体への負担が大きくなっていました。しかし、このロボットは低い天井高や複雑な配管構造にも適応できるため、作業効率を向上させつつ安全に点検を行うことができます。
実機デモンストレーションの詳細
今回、私たちはこの革新的なロボットの実機を見ていただく機会を設けました。デモンストレーションは2025年12月16日(火)に、東京都杉並区高井戸のミサワホーム高井戸本館で開催されます。10時30分から11時40分まで行われ、開発にかかわった方々の説明やデモ活動が予定されています。詳細は以下の通りです。
- - 日時: 2025年12月16日(火)10:30~11:40 (受付開始10:15)
- - 場所:ミサワホーム高井戸本館 (東京都杉並区高井戸東2-4-5)
スケジュール
- - 10:15 - 報道関係者受付開始
- - 10:30 - 開会
- - 10:35 - 開発背景の説明 (大末建設 技術開発部部長 北谷慶夫、ミサワホーム 執行役員 中庄谷博規)
- - 10:50 - 実機動作デモンストレーション (電気通信大学 田中基康教授)
- - 11:20 - 質疑応答
- - 11:40 - 終了・個別取材対応 (希望者のみ)
参加希望者は、以下のリンクから申込フォームを通じてお申し込みいただけます:
申込フォーム
申し込み期限は12月10日(水)18:00までですので、お早めにお申し込みください。
まとめ
「床下点検ヘビ型ロボット」の開発は、点検作業の効率化と安全性向上に向けた大きな一歩です。実演会を通じて、この新しい技術を皆さんに直接体験していただき、未来の点検作業がどのように変わるのかをご体感していただければ幸いです。