デクセリアルズが特別賞を受賞
デクセリアルズ株式会社(本社:栃木県下野市)は、知財・無形資産ガバナンス推進協会(IPIAGPA)が主催する「第1回知財・無形資産ガバナンス表彰」において、特別賞を受賞したことを発表しました。この賞は、日本の企業が知財と無形資産のガバナンスを実施し、企業価値を高める活動を評価するものです。
イノベーションの追求
デクセリアルズは、2012年に設立され、経営理念「Integrity 誠心誠意・真摯であれ」を掲げています。常に新しい挑戦を求め、技術の進歩に先んじた製品を開発してきました。その結果、スマートフォンやノートパソコン、自動車向けの電子部品や光学材料など、多岐にわたる製品を手がけています。国内外で計19の製造・販売拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。
知財ガバナンスの重要性
今回の受賞は、デクセリアルズが知財と無形資産の利用・開示に努めている点が評価された結果です。企業に対する知財ガバナンスの実践と、投資家への情報開示がますます重要視される中、同社はその先駆けとして活動しています。また、統合レポートを通じて、知財ガバナンスへの取り組みを広く公開する姿勢を持っています。
IPランドスケープを活用
デクセリアルズは知的財産を経営資産の一つと捉え、IPランドスケープを活用した知財インテリジェンスを進めています。これにより新たなビジネスの創出や事業評価を行い、経営上の重要課題に対しても対応しています。2024年に発表した「中期経営計画2028」においては、特に技術と人財を重視し、知財競争力の強化を図っています。
人材への投資
さらに、デクセリアルズではエンジニア向けの知的財産教育や発明報奨制度の導入を進め、人的資本の強化に取り組んでいます。これらの施策を通じて、企業全体の知財ガバナンス活動の加速を目指し、事業戦略の推進に努めています。
持続可能な成長へ
デクセリアルズは、経営層、事業部門、知的財産部門が連携し、持続的な成長と企業価値の向上に向けた取り組みを続けています。技術と人が融合することで、今後も新たな価値を提供し続けていくことでしょう。これからも知財と無形資産に注力し、さらなる発展を遂げることが期待されています。
公式ウェブサイト:
デクセリアルズ株式会社