長崎の魅力を広げる観光PR企画展の開催
日本出版販売株式会社(以下、日販)とその子会社・株式会社ひらくは、長崎県が推進している「マニアが集う長崎プロジェクト」の一環として、来たる2024年12月11日から2025年3月16日にかけて、東京、名古屋、福岡、長崎の4都市で観光PR企画展を実施します。この企画展では、短歌や小説という文化コンテンツを通じて、長崎の魅力を多くの方に知っていただくことを目指しています。
「架空たんかたび」展開概要
まず、東京、名古屋、福岡の3都市では、ひらくが運営する参加型の本屋「文喫」において、企画展「架空たんかたび」が展開されます。この展覧会では、長崎県の美しい風景を撮影した写真と、それぞれの写真にインスパイアされた3人の歌人による短歌が展示される予定です。展示に参加する歌人は、赤嶺総理さん、伊藤紺さん、岡本真帆さんの3名です。
訪れる方々は、写真と共に歌人が詠んだ短歌を鑑賞しながら、自身の「長崎への旅」のイメージを膨らませることができるでしょう。また、来場者が参加できるSNS企画も用意されており、短歌を一般募集して店内に展示するという新しい試みも行います。
長崎での特別企画
一方、長崎ではTSUTAYA BOOKSTOREにて「長崎ゆかりの言の葉展」を実施し、長崎が舞台となる作品からインスパイアされた展示が行われます。この企画展に参加することで、地域の文献や文化に触れながら新しい発見ができるでしょう。
地域活性化を目指して
日販とひらくは、これまでにも地域の魅力を引き出し、文化コンテンツを活用したプロジェクトに取り組んできた実績があります。静岡県長泉町との「本を起点としたまちづくり」協定や、常総市の「まちなか再生プロデューサー」の受託など、地域との関わりが深く、このプロジェクトもその延長線上にあります。
短歌や小説といった文化を通じて、県内外の人々に長崎との情緒的な結びつきを生み出すことを目的に、県外からの来崎促進及び、地域住民のシビックプライドの向上を図ります。
展示開催スケジュール
「架空たんかたび」の開催は以下の通りです:
- - 文喫 六本木:2024年12月11日(水)~2025年1月26日(日)
- - 文喫 栄:2025年2月1日(土)~2月24日(月)
- - 文喫 福岡天神:2025年3月1日(土)~3月16日(日)
展示内容には、有料エリアへの入場が必要な場合もありますので、事前に情報を確認することをおすすめします。
SNS参加型企画について
展覧会に合わせて、歌人が詠んだ風景写真を題材にした短歌を一般公募します。募集は2024年11月29日から開始し、短歌の選出作品は音声コンテンツとしても公開されます。詳細は「文喫 六本木」のSNSをチェックしてください。
長崎ゆかりの内容
さらに、長崎県内の展示では、オリジナルグッズの配布も行われ、長崎の魅力をより一層楽しむことができる機会となります。どうぞお楽しみに!