頭のかたち外来の拡大
2025-08-21 10:44:20

シンガポールでの日本式頭のかたち外来の拡大とその影響

シンガポールでの日本式頭のかたち外来の拡大



新たな医療の形を目指して



株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーは、シンガポール最大の女性・小児医療専門病院、KK Women’s and Children’s Hospital(KKH)において、日本式の"頭のかたち外来"に関する実地視察と研修が行われたことを発表しました。0歳からの頭のかたちクリニック福岡の院長、梶田大樹医師が現地を訪問し、医療従事者との意見交換や治療技術の共有が行われました。この訪問は、シンガポールにおける頭の形の問題に対する医療ニーズの高まりを受けて実現したものです。

頭蓋健診とヘルメット治療の質向上



KKHでは、毎年増加する乳児の位置的頭蓋変形症に対応するため、PlagioCentre(頭のかたち外来)が開設されました。同外来では、専門の医師や理学療法士が連携し、適切な頭蓋健診やヘルメット治療を提供します。2022年の症例数は800件を超え、2024年には1,000件を超える見込みです。

シンガポールでは、当社製ヘルメット「クルムフィット」が政府の入札を通じて採用され、PlagioCentreでの治療に利用されています。この製品は、赤ちゃんにとって快適で衛生的な設計が施されています。

国際的な注目



梶田医師の訪問時には、KKHの取り組みがシンガポール最大の新聞メディアで特集され、ヘルメット療法に対する関心の高まりが報道されました。これにより、適正な診断と治療に関する意識が社会で広まり、医療現場の質向上が期待されています。

継続的な研修と情報交換



また、KKHでは2024年10月に京都で行われる研修へ専門チームが訪問する予定で、実践的な知識を深める機会を持つことになっています。このような国際的な医療連携は、乳児の頭蓋変形における取り組みを標準化し、進化させていく一助となります。

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーは、ヘルメット治療を必要とするすべての患者に対し、質の高い医療を提供できるよう努めており、今後も国内外の医療機関と連携し、より多くの家族に安心を届けていく所存です。

今後の展望



当社は、正確な診断と適切な治療を受けられる社会を目指し、継続的な研修会や情報共有を通じて、国際的な医療水準の向上に貢献していきます。赤ちゃんの頭蓋変形についての理解が深まる中、日本・シンガポールの協力関係は、今後もますます強まり続けることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
住所
東京都中央区東日本橋2-24-12東日本橋槇町ビル2F
電話番号
03-5829-8342

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。