新しいAIガバナンスアプリ「Covenant Personal Edition」が登場
エクサポリシー合同会社が、個人事業主やフリーランス、士業の方向けに開発したAIガバナンスデスクトップアプリ「Covenant Personal Edition」を、2026年8月1日よりMicrosoft Storeで提供開始しました。このアプリは、生成AIの利用が広がる中で、守秘義務の遵守を支援するために設計されました。
背景:AI利用のルールを個人に委ねる時代へ
生成AIの活用は多くの業務で増加し続けていますが、特に守秘義務やNDA(秘密保持契約)のもとで働く専門職にとって、どの情報をAIに送信するかの判断は非常に重要です。これまで、情報の送信先や機密度の判定は個人の判断に頼らざるを得ませんでした。しかし、エクサポリシーはこの問題に対し、個人が自分のルールに基づいて情報を管理できる新たなツールを提案しました。
Covenant Personal Editionの特徴
1. 機密度評価と仕分け機能
このデスクトップアプリは、ユーザーのPC内にあるローカルAIを利用して、送信前に情報の機密度を評価します。評価に基づいて、機密性の高い情報はローカルで処理され、それ以外はクラウドAIに送信される仕組みです。この「評価」「判定」「最終判断」の役割が明確に分けられた設計は、ユーザーに安心感を提供します。
2. ユーザー主導のポリシー管理
「Covenant Personal Edition」では、ユーザー自身が何を機密情報とし、どのクラウドAIに送るかを設定することができます。この設定はYAML形式で保存され、使用する中で育成されていきます。
3. 証跡の保持
ユーザーは、いつ何の情報を送信したかを確認できるログがPC内に残ります。これにより、自己管理が可能となり、エクサポリシーのサーバーにはデータが保存されない安心感があります。
4. 複数AIの統一性
アプリは、複数のクラウドAIとローカルAIを一つのポリシーで扱えるため、利用者は一貫性のある情報管理が行えます。
提供形態と価格
「Covenant Personal Edition」は、Microsoft Storeで配信され、Windows 11(x64)で動作します。ローカルAI基盤(OllamaやLM Studioなど)のインストールが必要で、推奨環境についてはサポートページをご確認ください。
アプリ自体は無料でインストールすることができますが、機能を利用するには月額5,000円(税込)のプランが必要です。
エクサポリシーの透明性への取り組み
本アプリは、AIモデルカードを通じて使用するAIモデルの詳細や判定の仕組みを開示し、利用者自身が確認できる情報を提供しています。これにより、ユーザーは自らの判断材料をもとに安全に利用することが可能です。
会社概要
エクサポリシー合同会社は、東京都豊島区に本社を構え、AIガバナンスソフトウェアの開発・販売を行っています。公式ウェブサイトは
こちらです。製品に関する問い合わせは、サポートページをご覧ください。
この新しいアプリの登場により、個人や専門職における機密情報の管理がより簡単かつ安全に行えるようになることが期待されます。