高円寺本の街商店会、12月1日から本格的な活動を開始

高円寺本の街商店会、活動開始のお知らせ

東京都杉並区高円寺南に位置する「高円寺本の街商店会」が、2024年12月1日より本格的な稼働を開始します。この商店会は、地域の商店主と本を愛する人々によって形成され、街の文化を促進することを目的としています。代表の狩野俊さんを中心に、これまでの準備会での活動を踏まえ、本を通じて高円寺をさらに魅力的な場所にするための取り組みを進めています。

お披露目イベント

特に注目なのは、初の公式イベントとして高円寺マシタで開催されるお披露目イベントです。イベントは、12月1日（日）の13：00から17：00まで、入場無料で開催されます。高円寺に関連した広範囲な企画が用意されており、地域の住民や訪問客を歓迎します。

プログラム紹介

1. 「高円寺本の街商店会」の紹介
イベントの最初には、商店会のこれまでの活動や今後の計画が紹介されます。特に今年5月から実施された準備会の活動内容に焦点が当てられ、高円寺における本の文化の重要性が語られるでしょう。

2. 「ひとはこ古本市」と書籍即売会
これまでに北中通りなどで好評だった「ひとはこ古本市」が再度開催されます。多様な古本や書籍が並ぶこのイベントは、訪れる人々に本を手に取る楽しさを提供します。

3. 「高円寺、昭和15年」展示
また、高円寺の昭和15年をテーマとした展示も行われ、当時の街の姿を写真や資料、再現イラストを用いて紹介します。この展示を通じて、昭和の高円寺を知る貴重な機会が得られるでしょう。

4. 街巡りツアー
午後2時からは「高円寺、昭和15年」街巡りツアーが開催されます。案内役には建築史家の藤原玄明さんが登場し、当時とのギャップを感じつつ、現代の街を巡ることが出来ます。参加費は500円で、事前予約が必要ですが、空きがあれば当日でも参加可能です。

高円寺本の街商店会の理念

高円寺本の街商店会の理念はシンプルです。「本を通じて言葉を大切にする街」「いさかいをなくす術を考える街」「相手を思いやる心を育む街」という理念のもと、様々な活動を行っています。今後も読書会やトークイベント、書店MAPの作成など、地域の本文化を盛り上げる取り組みを計画しています。

高円寺本の街商店会の設立からこれまでさまざまな催しが行われ、今後も継続的に本に関する多彩なイベントを開催します。高円寺で本にまつわる新しい体験を楽しむ機会を提供することを目指しています。