松花堂庭園の特別夜茶会
2021-02-05 14:00:04

約380年の歴史を持つ松花堂庭園で特別な夜を楽しもう

京都府八幡市に位置する約380年の歴史を持つ国指定名勝、松花堂庭園では、「梅の香かおる 松花堂庭園ライトアップ」という特別イベントが開催されることとなりました。このイベントは、文化庁の支援を受け、2021年の明るい未来を願って実施されます。

庭園の広さは約22,000㎡で、数多くの文化財や茶室を有しています。中でも「松花堂」は、茶の湯の歴史を学べる貴重な場所です。展開される景観には、40種類以上の竹や300本以上の椿、また四季折々の美しい花々が彩ります。特に、梅や桜が咲き誇る季節には、訪れる人々を魅了することでしょう。これらの景観は、夜間のライトアップにより、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出します。

イベントの一環として設けられるのが、夜茶会です。この特別な茶会では、「松隠」と呼ばれる茶室で、和蝋燭の優しい灯火の中、裏千家の名人である藤井宗悦氏を迎えます。事前予約制となっており、各日12名までの限定開催です。夜茶会に参加することで、松花堂弁当やオリジナル和蝋燭のお土産もセットで楽しむことができます。夜の庭園を背景に、冬から春へと移り変わる季節感を一層感じることができるでしょう。

この夜茶会は、2021年3月5日と6日の2日間、17時から20時まで行われます。各回の予約は先着順となるため、早めの申し込みが推奨されています。

さらに、一般公開として初めて夜間にも庭園が開放される「夜間特別一般公開」も行われます。3月7日に開催され、通常は昼間のみの開園となる松花堂庭園が、特別にライトアップされた姿で公開されます。入場料は500円で、高校生以下は無料。幻想的な夜の風景を楽しむにはぴったりの機会です。

このリリースされた特別イベントは、松花堂庭園がもつ歴史的価値を再認識し、多くの人々にその魅力を伝える素晴らしい機会となることでしょう。特にこの春は、冬の厳しい寒さを過ぎた後に訪れる新たな生命の息吹を感じる意味でも、見逃せないイベントとなるはずです。

ぜひ、松花堂庭園の特別公開イベントで、自然の美しさと茶の文化を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

【松花堂庭園の詳しい情報】
松花堂庭園は、文化財に指定されている数々の建物や庭園を有し、美しい自然環境の中で四季折々の風景を楽しむことができます。特に、梅や桜が咲く春の訪れは、庭園を一層華やかに彩ります。訪問の際には、公式サイトをチェックして、最新のイベント情報を確認しましょう。

会社情報

会社名
公益財団法人やわた市民文化事業団
住所
八幡高畑5番地の3
電話番号
075-971-2111

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