一般社団法人コンパスナビでは、社会的な養護を受けた若者や生きづらさを抱える若者を支援するため、新たなプロジェクトに着手しようとしています。2024年9月1日から10月31日までの2か月間、100名の新規マンスリーサポーターを募集します。このプロジェクトは、彼らが自立への一歩を踏み出しやすくすることを目指しており、機動的かつ安定した支援を提供することが目的です。
コンパスナビの取り組み
埼玉県さいたま市に本拠を置くコンパスナビは、県から委託を受けて「児童養護施設退所者等アフターケア事業」を運営しています。この事業には、就労支援や住居支援、生活支援が含まれ、巣立った若者たちが自立できるようなサポートを提供しています。また家庭に居場所がない若者にも支援を行っており、幅広い年齢層や背景を持った若者たちが対象です。
コンパスナビは、これまでにさまざまなトラブルを抱えた若者と接してきました。仕事を失ったり、借金やネットトラブルに巻き込まれたり、また妊娠や精神的な不調など、多岐にわたる問題に耳を傾け、支援を行っています。支援の対象は埼玉県内だけでなく、関東圏や他県からの若者にも広がっています。特に、若者たちが再び就職を果たせるように就労支援に注力しており、約70社の協力企業と連携し、必要なサポートを提供しています。
例えば、住居がない若者に対しては、企業名義でアパートを提供するなど、根気強い社会人教育や生活支援を通じて、彼らの自立を助けています。医療機関の支援を必要とする若者には、安心して社会生活を送れるようにケアを施し、少しずつ社会参加を促しています。昨年は800名以上の若者が利用し、就労支援に申し込んだのは約40名、252件の生活支援を行いました。
若者を支えるための財源
現在、コンパスナビは様々な課題のために利用されている寄付金が非常に重要です。多くの若者が夜間や週末に相談に訪れるため、緊急時の対応が求められています。所持金がわずか数百円の状態で相談に来ることも多々ありますが、それら若者は「社会的養護」の枠組みから外れてしまっているのです。行政の支援だけでは十分な支援を行うことができない状況です。
そのため、皆さんからの寄付は次のような用途に利用されます。
- - 緊急宿泊費や交通費、食費の確保
- - 一時的な避難施設の費用
- - 自立に必要な能力を向上させるためのセミナー実施費用
- - 行政手続きの支援費用
- - 就労に必要な見学・面接・引っ越し等の支援費用
- - 自立後の定期・臨時見守り費用
未来をともに紡ぐ
これからもコンパスナビは「未来をナビする羅針盤」となり、困難に直面する若者を支えていく所存です。寄付を通じて、彼らを支援する proyectos が進行中です。
開催期間:2024年9月1日(日)12時~10月31日(木)23時59分
目標:新規マンスリーサポーター100名
詳しくはプロジェクトページもご覧ください:
コンパスナビ