『マビノギモバイル』が韓国ゲーム大賞で大賞を受賞！

韓国のゲーム業界において、注目の集まる日がやってきました。2023年11月12日、釜山で開催された「2025大韓民国ゲーム大賞」において、株式会社ネクソンが開発した『マビノギモバイル』が堂々の大統領賞を受賞しました。これは、同賞の中で最高の栄誉であり、ネクソンにとっても大きな成果となります。この賞は、韓国でのゲーム文化の向上や創造性を称えるものであり、受賞作はその年のゲーム業界において特に優れていると認められるものです。

『マビノギモバイル』は、ネクソンの人気オンラインゲーム『マビノギ』を基にした作品で、プレイヤー同士の協力や関係性を重視した新たなMMORPG（大規模多人数同時参加型オンラインRPG）として生まれ変わっています。理想的なプレイスタイルを追求したこのゲームは、2023年3月に韓国での配信を開始し、以降、アプリストアでの売上1位や月間アクティブ利用者数（MAU）1位を達成し、累計ダウンロード数も394万件を超えるなど、多くの支持を集めています。

加えて、ネクソンは『マビノギモバイル』だけでなく、他にも『The First Berserker: Khazan』が最優秀賞を受賞したことも特筆すべき点です。このゲームはハードコア・アクションRPGであり、独特なグラフィックやスリリングな戦闘が魅力です。『The First Berserker: Khazan』は、アラド戦記の世界から派生した作品で、同日の授賞式では、キャラクター《ブレードファントム》の声を演じた声優・イ・ヒョン氏も新設された人気声優部門で受賞しています。

『マビノギモバイル』の大賞受賞は、ゲーム業界におけるネクソンの地位をより確固たるものにし、今後ますますの成長が期待されます。特に、日本市場に向けたハイパーローカライズも計画されており、2026年の日本サービス開始を予定しています。これは、韓国のゲームが日本でどのように受け入れられるかが注視されるポイントでしょう。

ネクソンは、1994年に設立され、東京都港区に本社を構えるオンラインゲームの開発・運営企業です。2011年には東京証券取引所第一部に上場し、現在は『メイプルストーリー』や『アラド戦記』など、多くの作品を展開しています。ネットワークの成長戦略に加え、様々なIP（知的財産）を活用した新たな体験を提供する方針を掲げており、今後も期待が高まります。ゲーム界の進化を起こすネクソンの取り組みから、目が離せません。