北前船の歴史を受け継ぐ新しいホテル「KITAMAE BASE 加賀橋立」

スモールラグジュアリーホテル「KITAMAE BASE 加賀橋立」がいよいよオープン！

2025年10月29日、石川県加賀市の橋立に新たなスモールラグジュアリーホテル「KITAMAE BASE 加賀橋立」が開業します。宿泊予約は、2025年10月7日から開始され、すでに多くの注目を集めています。この素晴らしい施設は、地域の資源を再生し、観光と地元文化の新たなつながりを創出することを目的としています。

地域の魅力を体感する宿泊体験

「KITAMAE BASE 加賀橋立」は、かつての料亭をリノベーションし、地域のクリエイターや職人が手を組んで造り上げた全9室のホテルです。宿泊者は、北前船の寄港地として栄えた橋立の魅力を存分に楽しむことができ、ただの宿泊ではなく、周囲の環境や文化を肌で感じる体験ができます。

このホテルは、小松空港及び北陸新幹線の近くに位置し、良好なアクセスを誇ります。これにより、観光資源として注目されてこなかった加賀市の海側エリアに新たな訪問者を引き寄せることが期待されています。加賀三温泉や金沢の文化圏と連携し、この地が「北陸観光のゲートウェイ」として広がりを見せることができます。

地域貢献と持続可能な観光

「KITAMAE BASE 加賀橋立」の最大の魅力の一つは、地域資源の再生と持続可能な観光モデルの提案です。地元の水辺資源や農産物、伝統工芸の製品など、加賀ならではの魅力を存分に料理に活かす「北前CUISINE」を楽しむことができ、また地域に根ざした体験コンテンツも充実しています。

「交易と共創の精神」を理念に掲げ、地域住民やUターン、Iターンの人材に観光業でのキャリアを育む基盤を設けており、これにより地域経済を活性化することを目指しています。また、BCP（事業継続計画）を意識した設計で防災機能も充実しており、地域と観光が共存できる持続可能なインフラの構築にも力を入れています。

宿泊体験の詳細

宿泊施設は、「波の間」と「風の間」という2つのスイートルームと個性的なテーマを持つ7室のスタンダードルームから成り立っています。どの部屋も一人ひとりのお客様に寄り添った、心のこもったサービスを提供することを志しています。特にスイートルームには、専属のシェフによる美味しい料理を楽しむことができるカウンターが設けられ、地元の新鮮な食材を使った特別なディナーが用意されています。

例えば、オーシャンビュースイートでは、日本海を望みながら贅沢な時間を過ごすことができ、その時々で変わる海の表情を楽しむことができます。夜には海の景色を見ながらのナイトラウンジでのひと時が待っています。こうした体験を通じて、加賀の風土や文化に触れながら、忘れられない思い出を作っていただければと思います。

地域とのつながりを大切に

これまで観光資源としてあまり注目されてこなかった加賀市の海側エリアですが、「KITAMAE BASE 加賀橋立」が新しい観光拠点としてその地位を確立することに期待が寄せられています。地域の人々と共に、観光と地域を結びつける新たな価値を創出し、その輪を広げていく取り組みも行われています。地域企業とのコラボレーションによって生まれたアイテムの販売や、体験コンテンツの充実によって、訪れる人々により深い体験を提供します。

「北前の物語が息づく、海辺の小さなホテル」というコンセプトのもと、私たちは未来へと続く旅を、地域と共に創り上げていく所存です。あなたの次の旅は、加賀の地での新しい発見を通じて、特別な体験となることでしょう。ぜひ「KITAMAE BASE 加賀橋立」での滞在をお楽しみください。