子どもたちの感性を育む新施設『JUNOPARK』
2025年8月5日、京都府木津川市に新しい大型体験型施設『JUNOPARK(ジュノパーク)』が誕生します。この施設は、積水ハウスが70年以上の経験をもとに、子どもたちの感性を育むことを目的として設立されました。『住育エデュテイメント』をテーマに掲げ、学びながら楽しめる空間が展開されます。
施設の構成と体験プログラム
『JUNOPARK』は、1階から4階までの4つのフロアで構成されており、パブリックエリアと体験エリアに分かれています。パブリックエリアは無料エリアで、ライブラリーやカフェ、ショップがあり、誰でも自由に訪れることができます。一方、体験エリアは有料エリアで、子どもたちが参加するためには事前の予約が必要です。予約は、2025年7月9日から開始されます。
6つの感性を育む体験アクティビティ
メインの体験エリアには、子どもたちが自らの感性を育てるための6つのテーマがあります。それぞれのテーマに沿ったアクティビティでは、夢中になって取り組むことで「好き」や「大切にしたいこと」を見つけ出すことができます。
1.
デザイン:『マイルーム大改造』では、自分だけの部屋をデザインし、好きな素材を使ったアクティビティを通じて、自己表現する感性を養います。
2.
構造:『2メートルタワー建築』では、チームで協力しながら、強い構造物を作る過程で物の形や機能について学びます。
3.
ユニバーサルデザイン:『戦略アスレチック』では、装具がある中でアスレチックをクリアすることで、多角的な視点を育む協力の大切さを学びます。
4.
住環境:『ゴーストハウス調査隊』では、なぜ不快に感じるのかを探ることで、論理的思考を育てます。
5.
資源循環:『再生モノづくりラボ』では、ゴミの山から素材を見つけ出すことで、物の価値を見出す経験が得られます。
6.
自然環境:世界の自然共生ハウス展では、自然との共生の大切さを学ぶことができます。
このように、多様な側面から子どもたちの感性を育む体験が用意されています。
パブリックエリアの魅力
『JUNOPARK』のパブリックエリアでは、さまざまな交流の場が提供されます。特に注目されるのはライブラリーで、ブックディレクター幅允孝氏の監修のもと、約1,000冊の本が選ばれています。自由に本を手に取り、好奇心を満たせるこの環境は、子どもたちにとって新しい知識を吸収するきっかけになります。
さらに、カフェでは手作りのおいしいドーナツやコーヒーを楽しむことができ、レストランでは地元の食材を使用したメニューが揃っています。開放感のある空間で、大人も子どももそれぞれの時間を満喫することができるでしょう。
まとめ
積水ハウスが推進する『JUNOPARK』は、ただの遊び場ではなく、子どもたちの未来を育てるための重要な場となることを目指しています。多様な体験を通じて、子どもたちの感性を育むこの施設は、地域の文化と教育に貢献することが期待されています。
今後の予約情報や詳細については、公式サイトをご覧ください。子どもたちが自分自身を発見し、新しい感性を芽生えさせる場として、多くの方の訪問を心待ちにしています。