この夏、AERAはさらなる進化を遂げています。2024年8月5日発売の「8月12-19日合併号」では、金融教育家であり作家としても活躍する田内学さんによる新しい経済に関する連載が始まります。タイトルは「経済のミカタ」。この連載は、私たちの日々の暮らしに役立つ経済の理解を促し、新しい視点から経済を見るきっかけを提供します。
現在、物価の上昇、日本銀行による金利の引き上げ、さらに円安や新NISA(少額投資非課税制度)の導入など、私たちを取り巻く経済状況は非常に複雑化しています。このような時代において、私たちが経済に対する健全な視点を持つことがいかに重要かを伝えるべく、この連載が企画されました。
田内さんは、ゴールドマン・サックスに勤務していた経験を持ち、現在は金融教育に力を注ぎながら活動しています。また、その近著『きみのお金は誰のため』は、2024年の「読者が選ぶビジネス書グランプリ」において総合グランプリを受賞し、注目を集めています。彼の作品は、経済やお金についての新しい知見を提供し、多くの読者に響く内容で構成されています。
この連載では、金利や物価、財政、為替など多岐にわたるテーマを取りあげ、初回のテーマとして「社会全体のお金は増えない」という考え方が紹介されます。田内さんは、自身の体験に基づき、「ビール券」を例にわかりやすくその理論を解説します。これにより、経済のシステムを詳しく理解しお金に振り回されないライフスタイルを提案することが狙いです。
新連載にあたり田内さんは、自身の思いを語っています。 "私が投資銀行で働いていた時、『お金に働いてもらいましょう』というフレーズが苦手でした。経済がただお金のことでしか語られない状態には違和感があります。新しい視点から経済の本質に迫りたいです。" 彼のこの言葉は、これからの経済をどう捉えるべきかを考えさせられる重みを持っています。
「経済のミカタ」は、単なる経済の解説ではなく、私たちの生活に寄り添うテーマを提供することを目指しています。AERAの読者にとって、この連載は新たな視点を開く重要な機会となることでしょう。田内学さんの言葉に耳を傾け、いかにして私たちが経済と付き合っていくのかを再考してみることが大切です。
この新しい経済の視点を学ぶために、ぜひAERAの発売号を手に取ってみてください。定価は650円(税込)で、8月5日から購入可能です。AERAは毎週月曜日に発行されており、オンラインでもチェックできます。また、公式サイトやTwitterで最新情報を確認することもできます。