津山建築祭2025
2026-01-28 14:44:05
2025年の津山建築祭が伝える地域の歴史と未来
2025年の津山建築祭が伝える地域の歴史と未来
2025年12月7日、岡山県津山市で開催された『津山建築祭 2025』が大盛況のうちに幕を閉じました。このイベントは、津山、真庭、奈義の三つの市町を舞台に、美しい建築を通じて地域の文化や歴史に触れることができる祭典として、2025年10月11日から約二ヶ月間にわたり行われました。
祭典のテーマと目的
『美しい建築の街』というテーマの下、今回の建築祭は多くの来場者を魅了しました。地域住民や観光客が、一緒に地域の過去に思いを馳せると同時に、未来に対するビジョンを共に考える機会となりました。建築に関する多様なイベントが用意され、参加者は建築に紐づく歴史や文化について新たな知識を得ることができました。
書籍『ものがたりの街津山』の刊行
祭典の開催期間中に、地元紀行作家の稲葉なおと氏による新刊『ものがたりの街津山』が発行されました。この書籍では、平安時代から現代までの津山の歴史を取り上げ、54の物語によって様々な人々の生活と建築文化が描かれています。さらに、書籍には二次元コードが付されており、声優の井上和彦による「語り」を聴くことができる特別な内容となっています。これは、参加者にとって建築祭の魅力を一層引き立てる要素となりました。
映画『キセキが、はじまる。』への登場
また、津山建築祭は大谷健太郎監督の最新映画『キセキが、はじまる。』の中でも紹介されました。この作品は、東京から津山に来た若手監督が地域の人々と共に映画を制作する過程を描いたヒューマンストーリーです。映画の中では、津山洋学資料館で開催されたシンポジウムの様子や、ル・コルビュジエの弟子である建築家吉阪隆正に関するエピソードが特に注目を集めました。
シンポジウムの開催
津山建築祭では、数名の著名な建築家によるシンポジウムも開催され、地域の建築史や未来について熱い議論が交わされました。日本建築設計学会の名誉会長竹山聖氏や、東京大学名誉教授の加藤道夫氏などが参加し、津山の建築文化を発信する拠点として「津山現代建築研究所」の設立が決定しました。この取り組みは、今後の津山の建築文化発展に向けた重要な一歩となります。
津山建築祭の開催概要
津山建築祭は、津山洋学資料館を中心に、PORT ART & DESIGN TSUYAMAや奈義町現代美術館等、多彩な会場で行われました。主催者は、建築史家の倉方俊輔氏をはじめとする実行委員会で構成され、地域の建築士や大学教授が力を合わせてこの祭典を成功に導きました。
おわりに
『津山建築祭 2025』は、地域の歴史を再発見し、未来のビジョンを描くとても意義深いイベントなりました。この祭典を通じて、建築が持つ力を再認識し、さらには津山の魅力を全国に広めるきっかけとなったと言えるでしょう。これからの津山の建築文化の動向がますます楽しみです。
会社情報
- 会社名
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津山建築祭実行委員会
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