全国アルバイト・パート平均時給が前年比で4.5%増加!
2026年6月、共同会社フロッグが発表した最新の調査によると、全国のアルバイト・パート平均時給が1,253円となり、前年同月と比べて4.5%の増加を記録しました。このレポートは求人メディア『マイナビバイト』『バイトル』『イーアイデム』に掲載された求人情報を集計したもので、注目すべきいくつかのポイントがあります。
全国平均時給と求人数の現状
2026年6月のアルバイト・パートの平均時給は、前月比で+8円増加し、前年同月比で+54円の上昇を見せました。この数字は景気回復の兆しを示すものであり、多くの業界で雇用が増加していることを反映しています。しかし、一方で求人数は513,291件と前年同月から大幅に減少しており、特に51,813件の求人が減少しています。
職種別の動向
さらに詳しく見ると、職種別の平均時給伸び率ランキングでトップ3には、
1.
販売/接客/サービス (+22円, +1.80%)
2.
製造/工場/化学/食品 (+20円, +1.64%)
3.
運輸/物流/配送/警備/作業/調査 (+11円, +0.89%)
がランクインしました。この結果は、特に消費者需要の高い販売やサービス業が好調であることを示唆しています。
一方で、最下位は
ホテル/旅館/ブライダルが減少額-13円、減少率-1.02%を記録しました。これは、観光業の低迷や人手不足を反映している可能性があります。
求人数の変動
求人数の変動では、映像やイベント系の職種が急成長を遂げており、トップの増加数を記録しました。
1.
映像/イベント/芸能/キャンペーン (+2,147件, +39.28%)
2.
ホテル/旅館/ブライダル (+1,272件, +19.78%)
3.
販売/接客/サービス (+12,652件, +13.98%)
これは、特にイベント関連の需要が高まっていることを反映していると言えるでしょう。
都道府県別の時給動向
さらに、都道府県別に見ると、平均時給の伸び率が最も高かったのは福井県で、+31円の2.68%増加を記録しました。また、山形県と岐阜県も好調でした。しかし、最も伸び率が低かったのは広島県で、-11円の-0.92%減少しています。これは地域特有の経済状況が影響していると考えられます。
まとめ
これらのデータから、全国のアルバイト・パート市場が変化していることが見て取れます。平均時給の上昇は雇用者にとっては朗報ですが、一方で求人数の減少は警戒すべき要因といえます。特に、特定の業種や地域での求人の変動に応じた柔軟な対応が求められているでしょう。アルバイト市場は依然として競争が激しく、新たな機会とチャレンジが存在しています。今後の動向にも注意が必要です。