ラクロスの起源が絵本に!『ザ・グレートボールゲーム』が7月18日発売
2028年のオリンピックで正式種目となるラクロス。その起源とされるアメリカ先住民の伝統的なスポーツ「ボールゲーム」を題材にした絵本『ザ・グレートボールゲーム』が、2024年7月18日(木)に発売されます。
本書は、空を飛ぶ鳥たちと大地の動物たちがボールゲームで対決し、大切なことに気づくという物語を描いています。アメリカ先住民の間で何百年にも渡って語り継がれてきた「偉大なるボールゲーム」を、美しいイラストと共に現代に蘇らせました。
空と大地の生き物たちの熱い戦いが始まる!
鳥と動物たちは、互いの考え方の違いからケンカばかり。なかなか理解し合えず、ついにボールゲームで決着をつけることに。そこに現れたのは、鳥でも動物でもないコウモリでした。コウモリはどちらのチームにも入れてもらえず、葛藤はさらに深まります。
「違い」を受け入れることの大切さを教えてくれる物語
この絵本は、生き物たちの「違い」を乗り越え、共に生きていくことの大切さを教えてくれます。コウモリが投げかける「みんながおなじだったらどうなるんだろう?」という問いかけは、読者に深い思考を促します。
お話の後も楽しめる!学びを深めるページが充実
物語の後には、子供たちが自分自身の「違い」について考え、楽しむためのアウトプットページが用意されています。さらに巻末には、作者と監修者による解説ページも掲載。アメリカ先住民の文化や「ボールゲーム」の歴史、スポーツ論を交えた考察など、深い学びを提供します。
監修は津田塾大学名誉教授の山口順子氏
本書の監修は、津田塾大学名誉教授で健康・スポーツ科学領域の専門家である山口順子氏が務めています。山口氏は、この絵本を通じて、子供たちが「違い」を認め合い、多様性を受け入れることの重要性を理解することを願っています。
ラクロスの歴史に興味がある方にもおすすめ
ラクロスに興味がある方はもちろん、子供たちに「違い」について考えさせたい保護者の方にもおすすめです。美しいイラストと心温まるストーリーで、子供たちの心を豊かにする一冊となっています。
『ザ・グレートボールゲーム』
発売日: 2024年7月18日(木)
定価: 1,870円(税込)
作: レベッカ・シェイア
絵: ジョシュア・ステックリー
監修: 山口順子
訳: 津内香
仕様: A4変型判/48ページ
発行: 株式会社世界文化社
世界文化社ウェブサイト
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