CREOKとオークファンが提携
最近、株式会社CREOK(東京都江東区)と株式会社オークファン(東京都品川区)が資本業務提携を結んだことが発表されました。この提携は、リユース品と中古ブランド品を対象とした新たな販売モデルの創出を目指しています。両社はそれぞれの強みを活かし、TikTok Shopやライブコマースを通じて新たな市場の開拓に挑むことになります。
提携の背景と両社の強み
CREOKは、TikTok Shopに特化したライブコマース事業を展開しており、数多くのアカウントを運営しながら実績を積んできました。特に、CREOK LABという専用の配信拠点を設け、ライブ配信の運営支援やコンテンツ制作、クリエイターの育成等に力を入れています。こうしたノウハウが、リユース品市場での新たな商品の販売促進に大いに役立つと期待されています。
一方、オークファンは、D2Xコマース事業を中心に成長を続けている企業で、特に相場検索サービス「オークファン」とBtoBプラットフォーム「NETSEA」を通じて、リユース品市場においても確固たる地位を築いています。下半期では、TikTok Shopを活用したライブコマース事業「NETSEA MallLive」での売上成長が続いており、毎四半期150%を超える成長を記録しています。
リユース品市場とライブコマースの親和性
現在、EC市場における購買行動は大きく進化しています。特にSNSやライブ配信を通じた商品購入の形が増え、リアルタイムでの視覚的な商品の訴求が顧客の心をつかむ要因となっています。リユース品や中古ブランド品は、商品ごとに異なる状態やストーリーが魅力となり、特にライブコマースとの相性が良いと言われています。
TikTok Shopでは、新たに「LIVEオークション」機能が実装されており、視聴者はリアルタイムで入札・購入できることから、リユース品市場における新しい体験を提供するチャンスと考えられています。この仕組みを利用することで、商品の魅力を効果的に伝え、視聴者との双方向コミュニケーションを促進しやすくなります。
提携による具体的な取り組み
今回の提携において、両社はそれぞれの役割を明確にし、協力して進めていくことが予定されています。CREOKはTikTok Shopの運用支援やライブ配信の設計、クリエイターの育成に注力し、オークファンは持つ運営実績や商品供給に関する知見を活用します。両社が一体となることで、リユース品や中古ブランド品の流通を新たな形で支えることが期待されます。
今後の展望
CREOKとオークファンは、国内での販売検証を通じて、さらなるノウハウの蓄積を進めていく方針です。特に日本のリユース品はその品質から国内外での需要が高まっており、長期的には越境ECなど海外市場への展開も視野に入れています。これにより、日本の高品質なリユース品をより多くの消費者に届ける新たな商流の構築を模索しています。
両社はそれぞれの持っているデータやネットワークを活用し、国内外における販売機会を広げるだけでなく、リユース流通の活性化にも取り組むことで、より魅力的な市場を創出していくことを目指しています。
両社の提携によって生まれる新たな価値が、リユース市場をどのように変化させるのか、今後の展開が非常に楽しみです。