中古オフィス家具動向
2024-11-20 09:28:26

2024年10月度 中古オフィス家具の市場動向と今後の展望

2024年10月度 中古オフィス家具の動向



概要


2024年10月の中古オフィス家具市場がどのように推移しているのか、オフィスバスターズによる独自調査に基づいて詳しく見ていきましょう。全体的な市場状況、各商材の動向、そして今後の推移について考察します。

マーケット全体の動向


10月の主要エリアにおける空室率は4.48%で、これは5か月連続での減少を示しています。同時に、賃料も52円の上昇が見られ、経済全体の改善を伺わせます。さらに、有効求人倍率は1.25倍に改善し、失業率も2.4%とわずかに改善しています。

このような経済状況の中、10月の中古オフィス家具の販売はやや鈍化しているものの、関東地区では顕著な空室率の低下が続いており、オフィスの動きは今後も確実に見込まれています。

商材ごとの詳細分析


チェア


販売価格は前月比で1,448円、昨年対比で1,804円の上昇となっており、高単価商品に対する問い合わせが増加しています。キャンペーン商品の影響も見られ、需要が高まっています。

デスク


販売価格は前月比で206円の減少、昨年対比では1,728円の増加を示しています。特に単体デスクに対する問い合わせが多く、安定したニーズがあることがわかります。

書庫


このアイテムの販売価格は、前月比で910円の減少ですが、昨年対比では797円の増加です。価格が下がったものの、依然として人気が高く、問い合わせは続いています。

ロッカー


販売価格は前月比で1,597円の減少と厳しい状況ですが、昨年比では2,374円上昇しています。特に更衣用ロッカーの需要が高まっており、年末に向けた需要の増加が期待されます。

テーブル


販売価格は前月比で2,088円の上昇、昨年比では1,419円の減少と、価格差が見られます。会議室のリニューアルによる需要が引き続き高く、人気商品の一つです。

結論


全体として、10月は前年と比較しても需要が高まっています。特に法人からの問い合わせが増加し、まとめて購入の動きが顕著です。年末に向けて需要がさらに高まる可能性があり、単価や販売数の増加が期待されています。

また、来年度に向けた引き合いも増えており、今後のオフィスにおける動きが活発化すると予測しています。市場環境が改善しつつある中、オフィスバスターズの調査結果からは、希望の見えるデータが示されています。

調査概要


本調査は2024年10月1日から31日までの期間に、オフィスバスターズの販売データを基に実施されました。調査対象は、チェア、デスク、書庫、ロッカー、テーブルなど、当社が扱う中古オフィス家具商品です。


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会社情報

会社名
株式会社オフィスバスターズ
住所
東京都中央区日本橋室町1丁目5-3三越前福島ビル
電話番号
03-6262-3155

トピックス(経済)

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