更年期女性を応援する「JoyHer Pro」の研究結果
株式会社YStoryと京都大学医学部婦人科学産科学教室が共同で開発したセルフケアアプリ「JoyHer Pro」が、学術誌「Digital Health」での掲載を果たしました。このアプリは、特に45〜55歳の更年期女性を対象にしたもので、心身の健康をサポートすることを目的としています。研究は2023年10月から2024年4月にかけて行われ、91名の女性がアプリを6か月間使用しました。
研究の目的と方法
本研究は、健康診断をきっかけに更年期支援へとつなげるモデルを採用。参加者は日々の症状やセルフケア行動を記録し、個別化されたヘルスケアプランを受け取り、更年期に関する教育コンテンツを利用しました。このような情報を元に、研究は継続的に評価されました。
主な研究成果
追跡率は驚異の96%に達しました。また、参加者の約90%が、中央値165日という長期間にわたり症状記録を行ったことも特筆すべき点です。教育コンテンツの既読率も72.4%と高く、積極的な利用が見られました。更年期症状の指標であるsQACS(日本人女性の更年期症状評価表)では、開始前中央値33から、3ヶ月後には27、6ヶ月後にはさらに26と有意な改善が見られました。
加えて、参加者は心身の不調に対する自己評価を高め、更年期に対する理解や向き合う姿勢を改善しました。その結果、一部の参加者は医療機関への受診や受診の検討に至る行動変容を見せました。
今後の展望
本研究の結果は、JoyHer Proが更年期女性にとって非常に有望なデジタルセルフケア支援ツールであることを示しました。今後は、さらなる研究を進めるとともに、企業や健康保険組合との連携を強化し、働く女性たちの健康と活躍を支える取り組みを続けていく方針です。
研究の詳細
この研究の詳細は、論文「A self-care smartphone application for midlife women with menopausal symptoms: A proof-of-concept study」として、2026年6月10日に「Digital Health」に掲載されました。DOIは10.1177/20552076261459996です。
YStoryは、今後も女性特有の健康課題解決に向けたアプローチを続け、デジタルヘルスの可能性を追求していきます。興味がある方は、
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