自走型ロープウェイ『Zippar』の可能性、次世代交通システムが地域に革命をもたらす!
Zip Infrastructure株式会社(本社:福島県南相馬市)は、自社開発の自走型ロープウェイ「Zippar」の設計および開発を進めています。この技術が、地域の公共交通を支える次世代の移動手段として具体化するため、シリーズAラウンドの資金調達を行い、ちゅうぎんキャピタルパートナーズとスパークルからの投資を受けることができました。
この度の資金調達は、特に地方自治体における公共交通の課題解決を目指すものであり、既にサポートが開始されているプロジェクトがいくつか存在します。代表取締役の須知高匡氏は、今回の資金調達の意義を強調し、地域社会と連携しながら環境に優しい移動の実現に向けた取り組みを進めることの重要性を訴えています。
投資家の期待
投資を行ったちゅうぎんキャピタルパートナーズの取締役、石元玲氏は、2023年12月に秦野市の試験線でZipparに試乗した際の感動を振り返り、電動自走式ロープウェイとしてのZipparは革新的な移動手段として日本国内に確実に普及すると期待を寄せています。「夢の乗り物ではなく、現実的な移動手段として人々の生活を支えていく」との力強い言葉が印象的です。
また、スパークル株式会社の代表取締役福留秀基氏も、地域のためのZipparの実装を支援する旨を語り、コンパクトシティの推進や郊外交通の課題解決に寄与するこの技術の発展に期待を寄せました。
Zip Infrastructureの未来への挑戦
このような声が集まる中、Zip Infrastructureは実際に福島県で進行中の試験線工事に注力しており、Zipparの実現が確実なものとなる瞬間が見えてきています。乗り物としての機能性だけでなく、地域に密着した公共交通の在り方を提案し、私たちの生活を豊かにするために挑戦し続けています。
須知氏は、「渋滞をなくし、誰もがスムーズに移動できる社会の実現に向けて、素晴らしい仲間たちと共に努力し続ける」との決意を示しました。Zip Infrastructureが手がける自走型ロープウェイZipparは、今後の地域交通の一翼を担うことが期待されており、一枚の夢ではなく、現実として私たちの生活に寄与するでしょう。
会社概要と今後の展望
Zip Infrastructureは、2018年に設立され、福島県南相馬市の産業創造センターを拠点に、次世代型の交通手段であるZipparの開発を行っています。ホームページ(https://zip-infra.co.jp/)では、最新情報やプロジェクトの進捗状況などを確認することができ、来るべき交通革命に備えた取り組みを知ることができます。
今後の展開に注目し、さらなる進化を遂げるZipparが地域社会に与える影響を期待したいところです。自走型ロープウェイが未来の交通のカタチを変え、私たちの生活を豊かにする舞台となることを願ってやみません。