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ヒビノ、株式会社オフィックスを連結子会社化し新領域へ進出

ヒビノ、株式会社オフィックスを連結子会社化

本日、ヒビノ株式会社はオフィス家具業界の重要なプレーヤー、株式会社オフィックスの株式を取得し、これを連結子会社とすることを発表しました。この動きは、ヒビノグループの中期経営計画「ビジョン2025」に基づく新しい戦略の一環として位置づけられています。

ヒビノグループのビジョン

ヒビノグループは「音と映像で、世界に感動をクリエイトする」というパーパスを掲げ、音響や映像機器の販売、施工、そしてコンサートやイベントなどの音響サービスを提供しています。近年は、音と映像の領域だけにとどまらず、新たな市場に挑戦することで、より強固な事業ポートフォリオを構築する方針です。

この中に、オフィス環境の分野を新たなビジネスチャンスとして捉えた結果、オフィックスの子会社化に至りました。このM&Aによって、ヒビノは単なる音響設備業者から、オフィス環境のトータルプロデューサーに変貌しつつあります。今後、オフィックスを通じて新しい価値の創造を目指していく考えです。

株式会社オフィックスの概要

株式会社オフィックスは、2023年現在、東京都品川区に本社を置き、オフィス家具の販売やオフィス環境デザインに特化しています。企業理念は「こころ躍る人をつくる」で、快適で働きやすいオフィス空間の提供をしています。特に「高機能オフィスチェア」を主力商品としており、日本国内外のさまざまな優良ブランドを取り扱っています。

2011年に開設された高機能オフィスチェアのセレクトショップ「WORKHOLIC」には、「チェアコンシェルジュ」が在籍しており、個別のコンサルティングを行っています。さらに、執務環境の設計・施工、オリジナルオフィス家具の開発など、多岐にわたるサービスを展開しています。

新たな取り組みと期待

ヒビノがオフィックスを傘下に迎え入れることで、両社の技術や知見を結集し、より多様な「感動」を生み出すことを狙っています。また、社会的な課題に対しても積極的に取り組み、持続的な企業価値の向上を図る所存です。

今後は、音と映像だけでなく、オフィス環境分野にも力を注ぎ、さらなる成長を目指していきます。「ビジョン2025」に基づくさまざまな施策を通じて、ヒビノグループ全体でのシナジーを実現し、業界内での競争力を高めていく考えです。