三菱UFJキャピタル、審査業務のDX化を支援するシンプルフォーム社に出資!フェアな社会の実現へ
三菱UFJキャピタル株式会社は、同社が運営するファンドを通じて、審査業務のDX化を推進するシンプルフォーム株式会社に出資したことを発表しました。
近年、非対面型犯罪が急増し、企業は規制強化に対応するため、審査業務の強化を迫られています。しかし、従来の審査方法では、業務効率の低下や利用者の利便性低下といった課題がありました。
シンプルフォーム社は、この課題解決に向けて、独自の法人データベースを活用した審査プロセス自動化サービス『SimpleCheck』と、リスク情報のモニタリングサービス『SimpleMonitor』を開発しました。これらのサービスは、金融機関やカード会社など、幅広い企業で採用されています。
三菱UFJキャピタルは、シンプルフォーム社のデジタルとアナログ手法を組み合わせた独自の法人データベース構築と、金融機関が真に求める法人の実態情報を提供する姿勢に共感し、今回の出資に至りました。
同社は、今後展開予定のサービスも含め、すべての法人がフェアに繋がれる世界の実現を目指しています。三菱UFJキャピタルは、MUFGグループとしてシンプルフォーム社の更なる成長を支援し、共にフェアな社会の実現を目指します。
シンプルフォーム社の革新的サービス
SimpleCheckは、全国500万法人の定性情報を収集し、データベース化することで、法人の信頼性や事業の実態を効率的に調査できるサービスです。このサービスにより、金融機関はこれまで膨大な時間と労力を要していた審査業務を大幅に効率化することができます。
SimpleMonitorは、法人のリスク情報の重要な変化を常時監視することで、不正行為やリスクの早期発見を支援するサービスです。金融機関は、このサービスを活用することで、より安全な取引環境を構築することができます。
三菱UFJキャピタルの戦略的出資
三菱UFJキャピタルは、長年培ってきたベンチャーキャピタルとしてのノウハウと豊富な投資実績を活かし、革新的な技術を持つ企業への投資を積極的に行っています。
今回のシンプルフォーム社への出資は、同社の技術力と成長性への期待に加え、三菱UFJキャピタルが目指す「より安全で公平な社会の実現」というビジョンに合致していることから実現しました。
三菱UFJキャピタルは、今後もシンプルフォーム社と連携し、金融業界のDX化を推進することで、より安全で効率的な社会の実現に貢献していきます。