埼玉県川越市にユースタイルラボラトリーが新事業所を開設し、重度訪問介護を強化

株式会社ユースタイルラボラトリーは、2025年6月1日に埼玉県川越市に新たな重度訪問介護サービスの拠点「ユースタイルケア川越重度訪問介護」をオープンします。この新事業は、同社が埼玉県内で運営する2か所目の拠点であり、重度障害者や医療的ケアを必要とする方々に、24時間365日安心して在宅での生活をサポートすることを目的としています。

ユースタイルラボラトリーとは

ユースタイルラボラトリーは、「すべての必要な人に、必要なケアを届ける」というミッションを掲げ、全国規模で包括的介護福祉サービスを展開しています。重度訪問介護という特殊なサービスを中心に、現在は約100か所の事業所で、特に医療的ケアを必要とする児童のケア実績が際立っています。

重度訪問介護の意義

重度訪問介護とは、重い障害や難病を抱える方が自宅で安心して暮らせるように、専門の介護スタッフが訪問して行うサービスです。このサービスは、生活支援から医療的ケアに至るまで多岐にわたりますが、まだまだ認知は少なく、多くの人々に届いていないのが現状です。

埼玉県内のニーズ

埼玉県では、高度な医療的ケアを必要とする子どもたちに対するサポートが急務となっています。当社の前事業所である「ユースタイルケア埼玉重度訪問介護」では、全国でも多くの医療的ケア児への支援を行っており、特に県西部エリアにおいては、さらなるサービス提供が必要とされていました。川越市に新たに開設されるこの事業所は、県内のニーズに応える重要な拠点となります。

医療的ケア児への支援

医療的ケア児とは、医療機器を使用したり、特別な医療処置を必要とする子どもたちを指します。当社は、これらの子どもたちへの支援を強化し、親御さんの負担を軽減する取り組みを続けてきました。この新しい事業所でも、行政機関と連携しながら、医療的ケアを必要とする方々への在宅ケアサービスを提供予定です。

複合的なサービス提供

ユースタイルラボラトリーでは、重度訪問介護の他にも、障害者グループホーム、訪問介護、訪問看護など様々な介護サービスを連携して提供しています。このため、利用者の方々には、より統合的な支援が可能となり、様々なニーズに応えられる体制が整備されています。

地域に根差したサービスの展開

川越事業所が開設されることで、地域における医療的ケア児や重度障害者の方々が必要なサービスを受けやすくなります。既存の事業所では、利用者様とそのご家族からは、サービス開始後に復職を果たしたり、心身共に健康を取り戻したという声も多数寄せられています。

一方で、国内全体で約2万人とも推計される医療的ケア児への支援は、引き続き、社会全体の課題となっています。新事業所の開設を機に、さらに多くの利用者様に必要なケアが行き届くよう、私たちは全力で取り組んでまいります。