小笠原バードウォッチング
2008-03-19 13:21:43

小笠原諸島でのバードウォッチングツアーがスタート!絶滅危惧種を探求する旅

小笠原・バードウォッチングの旅



東京都小笠原村にて、東京諸島観光連盟が新たなバードウォッチングツアーを発表しました。このツアーでは、絶滅危惧種であるアホウドリの観察と共に、特別天然記念物メグロを探訪できる内容が盛り込まれています。

ツアーの背景



アホウドリは一時、絶滅が宣言されるほど数が減っていましたが、1951年に伊豆諸島の鳥島でわずかに生存が確認されて以来、多くの保護活動が行われてきました。環境省、米国魚類野生生物局、そして山階鳥類研究所が共同で進める繁殖地創造プロジェクトが2008年から始まり、聟島列島が新たな繁殖地として注目されています。このため、アホウドリを観察するためのツアーが今夏に企画されることとなりました。

ツアー内容



本ツアーは、2008年4月7日から18日までの11泊12日で開催され、参加者は東京・竹芝桟橋から出発します。少数から開催されるため、参加希望者は早めの予約が推奨されています。

1. 聟島列島クルーズ : ツアーの目玉として、アホウドリ類が繁殖する聟島列島へのクルーズが含まれています。このクルーズでは上陸することはありませんが、専門の解説員による観察が行われるため、アホウドリの新天地を学ぶことができる貴重な体験です。

2. メグロ観察 : 3日目には、特別天然記念物であるメグロを観察するトレッキングが企画されています。この美しい固有種を間近で観ることができるチャンスです。

旅のハイライト



ツアーに参加することで、以下のような体験が味わえます。
  • - アホウドリのヒナ移送 : ツアーはアホウドリのヒナが移送されるイベントと連動しています。
  • - 自由散策 : 母島での自由散策や、ダイビングやカヤックなどのオプショナルツアーにも参加可能です。
  • - 地元の体験 : 地元の施設でのアカギの箸作りなどの文化体験も楽しめます。

季節の特産



小笠原は、東京から南へ1,000キロの距離に位置し、自然に囲まれた島々が魅力です。特に2007年には世界自然遺産候補地として注目を集めており、多様な生態系が楽しめることで知られています。

旅行情報



旅行期間は2008年4月7日から18日までで、定期船おがさわら丸が竹芝桟橋と父島を結び、参加者は船中泊や宿泊施設で有意義な時間を過ごします。旅行費用は、宿泊タイプや施設によって異なり、最大220,000円からあり、個室や相部屋を選ぶことができます。子ども料金やオプショナルツアーの詳細も用意されています。

行き先を決めたら、早めの予約をお勧めします。この特別なツアーは、愛鳥家や自然を愛する人々にとって、貴重な体験となること間違いありません。小笠原での素晴らしい冒険を体験し、自分だけの思い出を作りましょう。

会社情報

会社名
小笠原村観光協会 小笠原ツアーデスク
住所
東京都小笠原村父島字東町
電話番号
04998-2-2187

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