笑いの学び舎!東大生が漫才に挑戦
2024年、東京大学と吉本興業が共同で行うプロジェクト「笑う東大、学ぶ吉本」に注目が集まっています。このプロジェクトでは、東京大学の学部生と院生たちが、漫才の制作やパフォーマンスを学ぶためのワークショップが実施されました。
身近なプロたちからの学び
2023年9月の初日、東京大学の学生たちは吉本興業の東京本部に集まり、NON STYLEの石田明さんを講師とし、シシガシラがMCを務めるワークショップに参加しました。今回のイベントは、学生たちが持つ「笑い」の才能を開花させるための重要なステップとなりました。
ワークショップでは、学生たちが笑いの基本や脚本の書き方、パフォーマンスのテクニックについて学びました。特に印象的だったのは、講義の終わりに行われたオリジナル漫才の作成です。12名の学生たちは6組のコンビを組んで、新しい漫才ネタを考案し、発表しました。
フィードバックとアドバイス
ネタを披露した後、石田明さんからのフィードバックが行われました。彼は各コンビのネタについて、ユニークなアプローチやパフォーマンスの改善点を指摘し、学生たちが自身のスキルを磨くための貴重なアドバイスを提供しました。「コミュニケーションが素晴らしかった。ぜひ、次回のライブでは堂々とパフォーマンスしてほしい」と激励の言葉を贈りました。
本番に向けた期待
このワークショップは、2024年9月11日(水)に行われる「漫才ワークショップ‐お披露目ライブ」への準備でもあります。この公演では、学生たちが学んだことを活かし、観客の前でオリジナル漫才を披露します。講師の石田さんをはじめ、シシガシラやガクテンソクの奥田修二さんも出演する予定で、期待が高まっています。
残念ながら、チケットには限りがありますが、FANYチケットサイトから購入可能です。価格は1,800円で、早めの申し込みをお勧めします。
プロジェクトの背景
この「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」は、2021年に発足しました。東京大学が持つ「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を組み合わせ、人々の理解や対話を深めることを目的としています。このプロジェクトは2025年の大阪・関西万博、2030年までのSDGs目標達成に向けて、学術とエンターテインメントをつなげる新たな価値の創出に寄与することを目指しています。
東大生たちが新しい文化や価値観に触れることで、社会との関わり方や自分自身を再発見する手助けとなるこのプロジェクト。今後の活躍が期待されます!
参加した学生たちの漫才への挑戦を、ぜひ応援しましょう!