横浜文化展の魅力
2025-09-12 16:30:29

横浜の多文化を体感する企画展『東西文化のランデブー』の魅力

企画展「横濱 東西文化のランデブー」開催のお知らせ



横浜は幕末の開港以来、東西の文化が交差する重要な場所となりました。この展覧会『横濱 東西文化のランデブー』は、そんな歴史的背景を持つ横浜の文化を振り返る機会です。

展覧会の概要


本展は、横浜ユーラシア文化館で2025年10月11日から2026年1月12日まで開催されます。西洋文化と日本の伝統がぶつかり合い、融合した橿をもつ横浜の様々な表現に触れることができます。約200点のコレクションには、眞葛焼、横浜彫刻家具、色鮮やかな横浜の写真が含まれており、観覧者は歴史を生き抜いた人々の息づかいを感じることができるでしょう。

山本博士のコレクション


展覧会の主催者である山本博士氏は、横浜生まれの実業家であり、郷土の文化と歴史を愛し、数多くの貴重な文化財を収集してきました。彼のコレクションは1000点を超え、その中から厳選された200点が展示されます。山本氏の「お菓子を通じて横浜の歴史・文化を継承する」という理念は、地域貢献活動にも反映されており、文化の継承に尽力しています。

見どころの一部


1. 眞葛焼


江戸時代から明治時代にかけて製造され、美術品として多くの人々を魅了した眞葛焼。本展では初代宮川香山による高浮彫りの作品が約50点展示され、横浜の窯元での歴史を知る手がかりになります。

2. 横浜の写真


明治期に横浜を訪れた外国人によって撮影された彩色写真は、当時の横浜の風景を美しく映し出します。これらの写真は日本の伝統技術と西洋の写真術が融合した証拠でもあります。

3. 横浜彫刻家具


明治時代から昭和初期にかけて制作された装飾性の高い木彫り家具は、「ヨコハマ・ファーニチャー」として名を馳せました。アジアの花鳥風月が西洋の家具に彫り込まれたものなど、貴重な逸品が多数展示されます。

特別イベント


展覧会期間中には、さまざまな関連イベントも用意されています。
  • - 記念講演会:山本博士が横浜の記録を未来に残す重要性について語ります。
  • - 解説付き展示ツアー:専門の学芸員が展示の魅力を直接解説する場も設けられています。

参加方法と料金


一般の観覧料は800円で、65歳以上の市民や学生については400円となっています。また、特別イベントや講演の参加も可能です。

ぜひ横浜の文化の深さと幅広さを感じ、歴史の面影を体感してみてください。横浜ユーラシア文化館で出会える多彩な文化の数々が、皆さまをお待ちしています。


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会社情報

会社名
公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
住所
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1
電話番号
045-912-7771

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