蒸し料理の新しい提案
蒸し料理家あいりが提案する新しい料理法は、切らずに蒸す、皮をむかずに蒸すという手法です。彼女の新刊『「まずは、蒸す」で日々のおかずからおやつまで』では、食材の無駄を省き、健康を体現した多彩なレシピを紹介しています。ここでは、本書について詳しく見ていきましょう。
1. 健康志向のレシピ集
あいりのレシピは野菜や果物、乾物、穀類、豆類を素材にし、全47品が収められています。乳製品や卵、小麦、砂糖、オイルを使わないため、健康に配慮した食生活を提案しています。特に体調に気を使う方や甘いものを遠ざけたい方、子どもや高齢者にも楽しめる内容になっています。
2. 蒸し器を使わずに手軽に
多くの人がイメージする蒸し料理は専用の蒸し器を使用するものですが、本書ではフライパンと蒸しプレートを活用した簡単な調理法を提案しています。これにより、食材を丸ごと入れて一度に蒸すことができ、準備も後片付けも楽に行えます。低温での蒸しによって、素材の旨みを逃すことなくしっかりと味を引き出します。
3. 食材の魅力を引き立てる工夫
「蒸す」ことで、食材が持つ自然の味を濃く引き出し、意味のない下処理を省くことができます。たとえば、里芋は皮付きで蒸すことで簡単に皮がむけ、無駄がなくなります。さらに、このむいた皮も利用してみたらし団子のペーストが作れるという提案もあり、まさに「食材を余すことなく利用する」姿勢が感じられます。
4. 簡単で多彩なアレンジ
あいり流の蒸し料理は、献立を考えずに一日の食材を丸ごと蒸し、後は味付けを楽しむだけのシンプルな手順です。塩やナッツ、スパイスなどで和えて、自由にアレンジできます。このような利用法は、手軽で続けやすく、毎日の食卓を豊かにすることでしょう。
5. 食品ロスを減らす取り組み
本書では、捨てがちな皮やワタも美味しく利用するレシピが紹介されています。フードロスを減らすための工夫が随所に見られ、環境にも配慮した「食」の提案が行われています。これは、食べることの大切さと同時に、過剰な処理をしないシンプルな料理法が、体にも優しく、心地よい影響を与えることの証と言えるでしょう。
6. 著者 あいりのプロフィール
あいりは1998年に岐阜県で生まれ、独学で料理を学んできた蒸し料理研究家です。彼女は自身の過去の経験を活かし、心身に合った食の在り方を模索し続けています。彼女の活動は、社会問題と向き合う一歩となり、食を通じてよりよい循環を生むために日々努力をしています。
7. 書籍情報
この書籍はあなたの料理を豊かにし、健康的な食生活を楽しむためのアイデアが満載です。ぜひ手に取って、新しい蒸し料理の世界を体験してみてはいかがでしょうか。
- - 書名: 『「まずは、蒸す」で日々のおかずからおやつまで』
- - 著者: あいり
- - 発行: 株式会社日東書院本社
- - 発売日: 2026年9月11日
- - 定価: 1,870円(本体1,700円+税10%)
- - 体裁: B5判/128ページ
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