タンクターミナル用地取得
2025-07-08 15:54:14

セントラル・タンクターミナルグループ、横浜と堺で新たなタンクターミナル用地を取得

セントラル・タンクターミナルグループが新たにタンクターミナル用地を取得



この度、セントラル・タンクターミナル株式会社の100%子会社である内外輸送株式会社は、横浜市鶴見区及び堺市西区に存在する2つのタンクターミナル用地を取得することを発表しました。この取得により、同グループの企業価値向上を図るためのCRE(企業不動産)戦略がさらに進展することが期待されています。

取得の背景と取り組みの詳細



セントラル・タンクターミナルグループは、企業の一環として土地のセール&リースバック手法を採用し、資産の売却を行うことで成長資金を調達する意図があります。この手法は、事業運営環境を維持しつつも投資を促進する可能性が高く、今回のタンクターミナル用地の取得もこの戦略の一環として評価されています。この土地の取得総額は90億円以上であり、今後事業の拡大に寄与することが見込まれています。

また、本件は当社独自のネットワークを駆使して情報を入手した結果、実現したプロジェクトであり、湾岸エリアの希少性と汎用性を兼ね備えた土地を仕入れることができたことが大きなポイントです。

取得した用地の特徴



取得した土地は、いずれも石油や化学品などの液体貨物を貯蔵するタンクターミナル用地としての役割を果たす特殊な地域であります。特に横浜市鶴見区の土地(約24,555㎡)と堺市西区の土地(約19,092㎡)は、臨海工業地帯に位置し、高速道路や幹線道路へのアクセスが良好です。このため、今後はタンクターミナル用途に加え、物流施設や工場としての利用も見込まれています。

このように、両土地は今後の拡張可能性を秘めており、競争力の高い立地とされています。

テナント企業の安定性とCKRグループとの連携



セントラル・タンクターミナルグループは東京湾、大阪湾、名古屋、北九州に複数のタンクターミナルを展開しており、液体貨物の物流において重要な役割を果たしている企業です。2022年にはKKRグループが同社の成長を支援するために出資し、今後もさらなる需要が見込まれています。

KKRは国内外の企業に対して投資活動を行っており、本プロジェクトを通じてセントラル・タンクターミナルグループとの戦略的パートナーシップを強化することが期待されています。特に、土地のセール&リースバックの手法によれば、安定した地主グループによる土地所有が可能になり、安心した事業継続が可能となるため、これからも地主グループとの連携の深化が鍵となります。

今後のスケジュール



本プロジェクトの売買契約は2025年7月8日に締結され、決済及び取得日が2025年9月3日(予定)となっているため、今後の進展が注目されます。

今回のタンクターミナル用地の取得は、セントラル・タンクターミナルグループにとって大きな一歩であり、今後の成長への期待が高まります。


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会社情報

会社名
地主株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング13階
電話番号
03-6895-0070

トピックス(経済)

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