弥生が新たに勤怠・労務管理機能を拡張し新プラン提供開始

弥生株式会社は、クラウド給与サービス『弥生給与 Next』において、勤怠管理と労務管理機能を追加した新プランの提供を発表しました。今回はその詳細についてお伝えします。

新プランの背景

最近では、中小企業でもデジタル化が進んでいますが、弥生の調査によると、給与システムを導入している企業は約4割にとどまり、勤怠や労務管理のデジタル化はさらに低い水準となっています。多くの経営者や労務担当者が、手作業や非効率な方法での管理に悩んでいる現状が浮き彫りになりました。実際、6割以上が「給与計算・勤怠管理・労務管理に課題を感じている」と回答しています。

そのような課題に対応するため、弥生は新たに給与・勤怠・労務を一元的に管理できるサービスを開発しました。『弥生給与 Next』では、これにより業務効率化を促進し、さらなる事業成長をサポートします。

新プランの特長

新たに提供されるプランでは、『弥生給与 Next』を通じて、給与計算、年末調整、勤怠管理、労務管理の4つの業務を一つのシステムで行えるようになります。具体的には、勤怠管理に関しては『弥生勤怠 Next』、労務管理に関しては『弥生労務 Next』のサービスが用意されています。これらの機能は、『弥生給与 Next』の選択プランを通じて利用可能です。

『弥生勤怠 Next』の特長

この勤怠管理機能では、様々な打刻方法に対応しており、パソコンやスマートフォン、ICカード、さらに指静脈認証などでの打刻が可能です。また、シフト管理ツールや残業時間管理機能も搭載されています。直感的なインターフェースで、フレックスタイムや在宅勤務など柔軟な働き方にも適応しています。打刻漏れの警告機能や、集計作業が自動処理されることで、改善された業務効率が期待できます。