ポーラ美術館2026年の展覧会スケジュール
ポーラ美術館は、神奈川県箱根町に位置し、優れた近代美術コレクションを誇る機関です。この美術館では、印象派を中心にさまざまな現代美術を紹介しつつ、重要な歴史的作品の収集や公開にも力を入れています。2026年は、特に注目される二つの企画展が予定されています。
「SPRING わきあがる鼓動」
会期
2025年12月13日(土)~2026年5月31日(日)
この展覧会では、春の訪れと生命の息吹をテーマに、私たちがおかれている現代社会の中で本来の自然や人間の力を再認識することを目的としています。アートの持つ力に焦点を当て、私たちの内なる感性を揺さぶる絵画や彫刻、工芸品、さらにはインスタレーション作品が一堂に展示されます。
箱根という地域自体が古くから旅人を魅了してきた場所であるため、観覧者は過去と未来、そして未知の世界への旅を体感できるでしょう。展示室では、振動する創造の力と作品が響き合い、感覚を刺激する体験が待ち受けています。
主催
- - 公益財団法人ポーラ美術振興財団
- - ポーラ美術館
おもな出品作家(予定)
名和晃平、アントワネット・ミオ、歌川広重、五姓田義松、青木美歌、そしてクロード・モネなど、名だたるアーティストたちの作品が展示される予定です。
「開館25周年記念 没後100年 モネ×現代アート」(仮)
会期
2026年6月17日(水)~2027年4月7日(水)(予定)
この企画展では、クロード・モネの作品を中心に据え、ポーラ美術館が所蔵する計19点の油彩画が一堂に会します。これらの作品は、モネの初期から晩年にかけての代表的な風景を描いたもので、その中にはセーヌ川の風景や連作「睡蓮」が含まれています。この企画は、モネの没後100年、さらに当館の開館25周年を祝う内容ともなります。
モネの作品は時代を超えて今なお魅力を放っています。それと同時に、現代アート作品とのコラボレーションも行われ、未来への展望が示されます。
企画
- - 公益財団法人ポーラ美術振興財団
- - ポーラ美術館
特別展示
この展覧会は、モネの芸術と共鳴する現代アーティストたちの表現も交えながら、訪れる人々に新たな視点を提示します。
特別同時開催展「HIRAKU Project Vol.17 ヤマダカズキ」
同時に開催されるシリーズの一環として、若手アーティストのヤマダカズキが紹介されます。この展覧会は、伝統的なモザイク技法を用いて新しいアート作品を生み出すことに挑戦する作家を特集しています。
会期
2025年12月13日(土)~2026年5月31日(日)
主催
- - 公益財団法人ポーラ美術振興財団
- - ポーラ美術館
美術館情報
ポーラ美術館は2002年に開館し、「箱根の自然と美術との共生」という理念を掲げています。印象派から20世紀の西洋絵画を中心に幅広い展覧会を開催しており、現代アーティストの作品も数多く展示しています。見晴らしの良い森の遊歩道では、四季折々の豊かな自然を楽しむことができ、訪れる人々に新たなインスピレーションを提供しています。
開館時間
- - 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
入館料
- - 大人:¥2,200
- - 大学生・高校生:¥1,700
- - 中学生以下:無料
- - 障害者手帳所持者(本人および付添1名):¥1,100
(すべて税込、団体割引あり)
所在地
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
公式ウェブサイト
ポーラ美術館公式サイト
この機会に、是非ポーラ美術館での豊かなアート体験をご堪能ください。