廃材から生まれた絵の具で描く、豊かな海の生態系
都心のオアシス、ITOCHU SDGs STUDIO DOMEでは、SDGsをテーマにしたアートインスタレーションが展開されています。第六弾となる今回は、「豊かな海へ」をテーマに、ディンプルアーティスト岩本李菜さんによるディンプルアート作品が展示されています。
岩本さんは、車のフロントガラス製造過程で出る廃材をリサイクルした絵の具を使用し、壮大でさわやかな青に包まれたジンベエザメをメインに、SDGsカラー17色に彩られたサンゴや海藻などを描き出しています。
作品は、まるでステンドグラスのようにキラキラと輝き、鑑賞者に視覚的な美しさだけでなく、環境問題への意識も同時に訴えかけます。ジンベエザメは、プランクトンが豊富に発生するきれいな海に生息すると言われています。作品を通して、私たち人間が豊かな海を守るために何ができるのか、深く考えさせられます。
参加型ワークショップで、自分だけのジンベエザメをペイント!
8月31日(土)には、ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARKにて、展示されているジンベエザメをペイントするワークショップが開催されます。参加者は、自分だけのオリジナルジンベエザメをペイントし、DOMEに展示することができます。
ワークショップは、子供たちの創造性を育むだけでなく、環境問題への関心を高める貴重な機会となります。親子で参加して、一緒に豊かな海の未来について考えてみませんか?
ディンプルアートとは?
ディンプルアートは、自動車フロントガラスのリサイクル研究から生まれた新しいタイプの超透明絵の具を使ったアートです。ガラス、プラスチック、金属、タイルなどの硬くつるつるした画板上で不思議なディンプル模様が発現し、まるでステンドグラスのような美しい作品を生み出します。
ITOCHU SDGs STUDIO DOME 概要
施設名称: ITOCHU SDGs STUDIO DOME
作品名称: ディンプルアート 「豊かな海へ」
場所: 東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 中庭中央
展示期間: 2024年7月12日(金)~2024年9月中旬(予定)
ITOCHU SDGs STUDIOについて
ITOCHU SDGs STUDIOは、伊藤忠商事が運営する、SDGsを様々な角度から切り取った情報発信・体験の場です。展示コンテンツや「KIDS PARK」「こどもの視点カフェ」などを展開し、「人と商いと地球」をつなぐカルチャープラットフォームとして、持続可能な社会の実現に向けて活動しています。
環境問題への関心を高め、持続可能な社会の実現に向けて行動を起こすきっかけを与えてくれるITOCHU SDGs STUDIO DOME。ぜひ足を運んで、廃材から生まれた絵の具で描かれた美しい海の生き物たちと、環境問題について考えてみて下さい。