高機能バイオ炭芝生開発
2026-06-29 14:35:38

富士見工業がTOWING・ニチノー緑化と共同で高機能バイオ炭利用の緑化用芝生開発を開始

富士見工業が推し進める新たな緑化事業



富士見工業株式会社は、環境負荷を軽減することを目的に、TOWINGおよびニチノー緑化との共同のもとで高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用した緑化用芝生の開発実証を始めました。この取り組みは、近年の造園・緑化産業における脱炭素化のニーズに応え、持続可能な資材の利用を促進することを目的としています。

バイオ炭の重要性とその利点



近年、建設や都市緑化の分野では、資材のライフサイクル全体での温室効果ガス(GHG)排出削減が強く求められています。特に公共工事や民間工事では、脱炭素を考慮した資材が入札条件としても重視されています。このため、富士見工業とニチノー緑化は、芝生を用いた環境負荷削減の取り組みを模索してきました。

高機能バイオ炭「宙炭」は、土壌の質を改善し、芝生の栽培においても優れた効果をもたらすことが期待されています。この実証プロジェクトでは、農地における炭素固定効果を検証しつつ、環境に優しい芝生の生産を目指しています。

取り組みの具体的な内容



実証スキームでは、富士見工業が全体のコーディネートを行い、TOWINGとニチノー緑化が協力して「宙炭」とバイオ炭を芝生用の農地に供給・散布する役割を担っています。主に以下の3点について検証を行います。

1. 生育・品質への効果検証: 宙炭およびバイオ炭の施用が芝生の生育や品質に与える影響を定量的に評価します。
2. J-クレジット創出可能性の検証: バイオ炭施用による炭素固定量の測定を行い、J-クレジットの創出スキームを確立します。
3. 経済性の評価: 施用コストと品質向上やクレジット収益とのバランスを評価し、事業性を分析します。

今後の展開について



本実証は、2026年春に開始予定で、秋まで継続的に芝生の生育状況をモニタリングします。得られた知見をもとに、2027年度にはJ-クレジットの発行を検討する予定です。
富士見工業は、次のような展開を目指しています。

  • - 脱炭素価値の提供: 芝生栽培農地で創出されたJ-クレジットを販売し、造園業界に新たな付加価値をもたらす仕組みを構築します。
  • - 差別化商品の流通: バイオ炭施用の芝生を低炭素かつ高品質な差別化商品として開発し、販売ルートを確立します。
  • - 対象資材の拡大: 芝生以外の地被植物や苗木などへの展開可能性を調査します。

会社概要


この取り組みを行う富士見工業、TOWING、ニチノー緑化の各社は、それぞれ創業以来、地域に根差したビジネスを展開してきました。
  • - 富士見工業株式会社: 有機質肥料や緑化資材の製造・販売などを行う。
  • - 株式会社TOWING: 宙炭の製造およびカーボンクレジットの代理取得・販売を手掛ける。
  • - 株式会社ニチノー緑化: 造園や緑地工事の請負を行い、幅広い管理・施工を習得している。

まとめ


環境への配慮が求められている現代において、富士見工業の新たな取り組みは、緑化業界における脱炭素化の重要な一歩となるでしょう。今後の動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
富士見工業株式会社
住所
静岡県静岡市駿河区富士見台1-21-22
電話番号
054-282-2351

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