NetApp、中小企業向けオールフラッシュストレージシステム「AFF Aシリーズ」を発表 - データ管理の課題解決へ
NetApp、中小企業向けオールフラッシュストレージシステム「AFF Aシリーズ」を発表 - データ管理の課題解決へ
急増するデータ量やマルチクラウド環境の複雑化、AI導入など、現代の企業は様々なデータ管理の課題に直面しています。こうした課題に対処するためには、インテリジェントなデータ戦略が不可欠です。NetAppは、企業向けストレージ製品群に、中小企業向けオールフラッシュ統合データストレージシステム「AFF Aシリーズ」と「AFF Cシリーズ」を追加しました。これにより、あらゆる規模の企業が、高性能なストレージソリューションを適正価格で利用できるようになります。
AFF Aシリーズ: 中小企業向けに設計された高性能なオールフラッシュストレージシステムです。従来モデルと比較してパフォーマンスが最大2.5倍に向上し、ミリ秒以下の遅延を実現しています。また、ストレージ容量の増加と高度なランサムウェア保護機能も提供します。AFF Aシリーズは、小規模なスタート地点から必要に応じてスケールアップできるため、成長する企業に最適です。
AFF Cシリーズ: ファイル、ブロック、オブジェクトなど、複数のストレージプロトコルを単一のプラットフォームに統合したストレージシステムです。汎用ワークロードを統合する際に、高い密度、効率性、シームレスなスケーラビリティを提供します。AFF Cシリーズは、ハイブリッドフラッシュアプローチを採用することで、データセンターのモダナイゼーションを促進し、省スペース、省電力化、ランサムウェア保護などの利点をもたらします。
StorageGRIDのアップデート: NetAppはオブジェクトストレージの密度とパフォーマンスを向上させるため、StorageGRIDをアップデートしました。StorageGRID 11.9ソフトウェアアップデートにより、バケット数、スケーラビリティ、柔軟性が向上しました。また、StorageGRID SGF6112ストレージシステムは、60TB容量のフラッシュドライブをサポートすることで、オブジェクトデプロイメントの密度を倍増させました。
顧客の声: Atruvia AGのオープンシステム&バックアップのシステムエンジニアであるOliver Fuckner氏は、AFF Cシリーズの移行によって、ラックの使用スペースを80%削減し、データセンターの統合を促進できたと述べています。フラッシュストレージのパワーと効率性により、ワークロードを最新化し、データストレージの物理的なスペースを大幅に縮小できたとのことです。
業界アナリストの見解: IDCのエンタープライズインフラストラクチャリサーチのグループバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるAshish Nadkarni氏は、AFF Aシリーズは、これまで大企業向けであったエンタープライズクラスのストレージ機能を、あらゆる規模のビジネスへと広げるものと評価しています。中小企業も、ハイパフォーマンスなオールフラッシュストレージシステムを利用して、データ中心のワークロードを処理し、成長することが可能になったと述べています。
NetAppの新しいストレージシステムは、データ管理の課題に直面するあらゆる規模の企業に、高性能で信頼性の高いストレージソリューションを提供します。これにより、企業はデータ戦略を強化し、ビジネスの成長と成功を促進することが可能になります。
会社情報
- 会社名
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ネットアップ合同会社
- 住所
- 東京都中央区京橋2-1-3京橋トラストタワー 9&10F
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