アトリエシムラとミナ ペルホネンの新たなコラボレーション
京都の染織ブランド、アトリエシムラと人気デザイナーのミナ ペルホネンが再び手を組み、特別な着物帯「第3回 シムラの着物ミナの帯」を発表しました。このコラボレーションは2015年に始まり、糸井重里氏の紹介を通じて実現したものです。その後も両者は、素材への愛情と手仕事を通じた内面的な世界の表現を大切にしながら、新しい作品を創り続けています。
新たなデザインが生まれる背景
今回発表された帯のデザインは、アトリエシムラの世界観を基にしつつ、ミナ ペルホネンの皆川明氏によって新たに考案されました。「雪の芽 ユキノメ」と「風の種 カゼノタネ」は、独自の美しさを持つ柄です。一つ一つの刺繍には細やかなこだわりが感じられ、製作過程における丁寧さが表れています。特に、糸の太さや染色方法に惹かれ、アトリエシムラが草木で染めた糸を使用することで、しなやかな生地感が実現されています。これにより、帯を締める際の快適さも抜群です。
新作帯の紹介
1. 雪の芽 ユキノメ
白地のこのデザインは、樫や桜で染められたグレーの糸に、抹茶や橙色の刺繍が施されています。暖色系の配色は、使う人を一層華やかに演出し、様々な着物に合わせやすいのが特徴です。
- - 名古屋仕立て:130,000円(税抜)
- - 開き名古屋仕立て:145,000円(税抜)
2. 風の種 カゼノタネ
濃い紺の地に藍と夜叉五倍子で染めた茶色の糸が織り込まれています。あえて同系色の着物との組み合わせることで、上品な印象を与えることができるのが魅力です。
- - 名古屋仕立て:130,000円(税抜)
- - 開き名古屋仕立て:145,000円(税抜)
3. フォレストドット
クリーム色を基に、桜や梅で染めたピンク・ベージュの糸が織り込まれた可愛らしい帯です。きりっとした印象の中にも、女性らしさを表現することができるでしょう。
- - 名古屋仕立て:130,000円(税抜)
- - 開き名古屋仕立て:145,000円(税抜)
おしゃれな名古屋帯を日常で楽しむ
新作ミナ帯は、普段から着物を楽しむ方はもちろん、着物初心者にもおすすめです。洋装と和装の両方に合う自由な使い方が可能で、コーディネートに新たな風をもたらしてくれます。特別な日の服選びでも、着物が素敵な選択肢となることでしょう。
どこで購入できるか
商品の購入は、直営店である京都本店や東京・成城店、またはアトリエシムラのオンラインストアから可能です。今回の帯の詳細や購入は公式ウェブサイトをご覧ください。
アトリエシムラの背景
アトリエシムラは、植物による色彩表現を大切にする染織ブランドで、志村ふくみ氏の孫にあたる志村昌司氏が中心となっています。草木染めのしなやかさと、繊細な色合いが特徴の作品は、一つとして同じものがありません。自然と共生しつつ、一つ一つ丁寧に作り上げられた作品は、着用者の心を豊かに彩ることでしょう。
詳細については、アトリエシムラのオフィシャルサイトや店舗にて確認してみてください。新たな着物の魅力を体感するチャンスです。