沖縄の陸上養殖ビジネスに参入！日本システム技術が「Land Aqua Culture Innovation」に出資

日本システム技術株式会社は、沖縄県における陸上養殖ビジネスの成長に貢献するため、Land Aqua Culture Innovation株式会社（以下、LAC社）への出資を実施したことを発表しました。

# 陸上養殖への注目が高まる背景

近年、陸上養殖は、国内の漁獲量制限や魚種別漁獲量減少、気候変動による捕獲魚種の変化といった課題を抱える漁業分野の解決策として注目を集めています。

従来の陸上養殖では、「生物濾過」方式が主流でしたが、環境負荷が大きいという課題がありました。LAC社は、環境負荷を大幅に削減可能な「物理濾過」方式を採用した「循環型養殖設備」を開発・販売しています。この設備は、従来の方式と比較して、水質管理の効率化や省エネ化を実現し、持続可能な水産養殖の実現に貢献すると期待されています。

# 社会課題解決への貢献

日本システム技術株式会社は、これまで社会課題解決に積極的に取り組んできました。今回の出資は、同社の社会貢献活動の一環として、地方創生、食料不足の解消、環境負荷の低減といった課題の解決に貢献することを目的としています。

# 出資の概要

日本システム技術株式会社は、LAC社が発行するA種株式20,000株（発行済株式の37.5%）を取得しました。出資は2024年6月28日に完了しています。

# LAC社について

会社名: Land Aqua Culture Innovation株式会社
所在地: 沖縄県浦添市仲西３丁目15-２フェニックス21-305
設立: 2021年9月10日
代表取締役: 仲里留美子
事業内容: 陸上養殖設備とICT標準化のパッケージ化の開発、県内への陸上養殖設備の販売、陸上養殖設備に関する技術の研究開発

# 今後の展望

日本システム技術株式会社は、今回の出資を通じて、海洋資源の持続可能な管理と活用を推進し、陸上養殖技術のさらなる革新を目指します。また、他地域への技術拡散を促進することで、地域経済の発展に貢献していく予定です。

同社は、今後も新たな価値創造に挑戦し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献していくとしています。