ドットコンプラスがグッドデザイン賞2025金賞を受賞
PUMPMAN株式会社が開発した透水貯留浸透コンクリート「ドットコンプラス(Dotcon+)」が、日本を代表するデザイン評価制度であるグッドデザイン賞2025において、見事に金賞(Good Design Gold Award)を受賞しました。この受賞は、グッドデザイン・ベスト100とのダブル受賞という快挙でもあり、デザイン、機能、社会的意義において高い評価を受けました。
「ドットコンプラス」とは?
「ドットコンプラス」は、次世代型のコンクリート舗装材であり、透水・貯留・浸透性能を兼ね備えています。従来の商品の5トン車までの荷重制限を克服し、大型車両にも対応可能な強度を実現。さらに、独自の格子構造を取り入れ、ひび割れの発生を抑制することに成功しています。これは、長期間にわたる美観と耐久性を保つ要素です。
デザイン性においてもタイルのような美しい仕上がりを目指し、住宅や公共施設に幅広く採用されています。製品の構造は600mm角タイルになっており、内部に100mmの格子が組み込まれています。これにより、高い透水性と貯留浸透能力を両立させています。
審査委員の評価
審査委員は「ドットコンプラス」の革新性と実用性に注目し、急激な気候変動に対応するための努力を評価しました。特に、透水機能を持つスリット部分をデザインに取り入れることで、意匠的にも優れたポイントとされ、設計者からの支持を受けています。「水害問題は世界的な課題であり、この製品が海外市場への展開も期待される」と委員も絶賛しています。
小澤辰矢代表のコメント
PUMPMAN株式会社の代表取締役である小澤辰矢氏は、「この金賞受賞は、環境とデザインの調和を追求してきた私たちの努力が形となったものです」と述べました。また、「“雨を資源に変える”という理念のもとで、社会インフラを民間の力で支える新しい仕組みを目指してきました。これからもドットコンプラスを通じて、地球規模での水循環型社会の実現をさらに進めていきます」と今後の展望を語りました。
今後の展開
今回の受賞を契機に、国内での施工拡大はもちろんのこと、中東や東南アジア、アフリカなど海外市場への展開にも弾みがつくことが期待されます。また、カーボンリサイクルコンクリート技術との融合を進め、環境循環型の建設資材としての新たなスタンダードを目指す意向を示しています。
参考:グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に創設され、日本のデザインを評価する重要な制度です。毎年、生活、産業、社会に貢献する優れたデザインが選ばれ、その中から特に優れたものには「グッドデザイン・ベスト100」と「金賞」が授与されます。今回の「ドットコンプラス」の受賞は、その素晴らしい業績の一環となります。
お問い合わせ
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