川崎日航ホテルの60周年プロジェクト、地域高校生と共にクリスマスケーキを商品化

川崎日航ホテルは、開業60周年を迎えた2024年、地域とのつながりを深めるために川崎市立川崎高等学校と共同で「製菓実践プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、地域共生社会を目指すホテルのSDGsミッションの一環として、未来を担う高校生たちに実践的な学びの場を提供することが目的です。プロジェクトに参画したのは川崎市立川崎高等学校の生活科学科の生徒16名で、彼らは月に2回、ホテルのパティシエから製菓の技術を学びました。

この取り組みの成果として、高校生が考案したクリスマスケーキが商品化されることになりました。参加した4つのグループはそれぞれ異なるテーマのケーキを考え、デザインやネーミングも手がけました。このケーキたちは、いずれもクリスマスの楽しさやワクワク感を感じさせる特徴的な仕上がりになっています。

まず、商品名「ピスターシュ・ノエル～3種のベリー～」は、クリスマスツリーをモチーフにしており、特製ピスタチオクリームが使われています。中には3種のベリーが閉じ込められており、見た目と味の両方で楽しむことができます。また、価格は8,500円で、サイズは直径約14cm、高さ14cmとなっています。

次に「Christmas View」は、ドイツのニュルンベルクのクリスマスマーケットをイメージしたケーキです。クリームチーズのムースにベリーの酸味を加え、華やかなクリスマスカラーを楽しめるよう仕上げられています。こちらは7,000円で、直径約15cmです。

「Sac de Noel・サックドノエル」は、サンタクロースが持つ袋をモチーフにした二層仕立ての苺のショートケーキです。クリスマスの雰囲気がたっぷり詰まったこのケーキは、10,000円でサイズは球体部分が直径約13cm、高さ14cmです。

最後は「サンタから贈り物」という名前のケーキで、手作りのチョコレートボックスが特徴です。 BOXを開けると苺のショートケーキが現れ、サプライズ感が楽しめます。こちらも10,000円で、サイズは縦約12cm、横約12cm、高さ14cmです。

これらのクリスマスケーキは、2024年11月7日から12月17日まで予約を受け付け、12月20日から25日までのお渡し予定です。予約方法は、川崎日航ホテルのペストリーショップで直接の予約と、公式オンラインショップからの申し込みが可能です。

川崎日航ホテルは、1964年の開業以来、地元の人々に愛され続けてきました。今回のプロジェクトを通じて、ホテルは地域との連携を強化し、食育の観点からも「夢」と「感動」を提供できるよう努めています。

川崎市立川崎高等学校の生活科学科は、衣食住をテーマにした教育を通じて環境問題や社会問題に対応できる人材を育成しています。このような連携を深めることで、地域の未来を切り開くことにも貢献しています。

ぜひ、地元の高校生たちが情熱を込めて考案したクリスマスケーキをお楽しみください！