新しい船員管理の仕組みが始動
この度、アイディア株式会社が運営する船員管理プラットフォーム「Aisea Crew」と、株式会社YJK Solutionsが提供する給与システム「なみのり船給」がデータ連携を開始しました。この連携により、内航海運業界における船員管理の効率化が図られ、多くの事業者にとって大きな助けとなることが期待されています。
船員管理の現状と課題
船員の給与計算は、手当の算出や勤務時間の管理が複雑で、陸上の業務に比べて高い負担がかかります。多くの内航海運事業者は、給与計算に必要な実績情報をExcelや紙で管理し、締め日後にそれを給与システムに転記する業務が残っている現状です。この作業は担当者の経験に左右されやすく、属人化を進める要因ともなっています。この問題を解決するため、今回のデータ連携が実現しました。
データ連携の仕組み
「Aisea Crew」から得られた実績データは、CSV形式で「なみのり船給」に取り込まれ、給与計算のための作業が大幅に効率化されます。これにより、配乗管理や労務管理、手当管理に関する煩雑な作業が迅速に行えるようになります。
- 乗船期間や乗船先船舶、職種の有無など
- 時間外労働時間、深夜時間など
- 手当対象作業の回数や船員ごとの配賦金額など
このように、データが一元化されることで、業務の複雑性が軽減され、スムーズな運用が可能となります。
導入による期待される効果
導入前の課題
- - 情報がExcelや紙に分散しており、締め日後に重複チェックを行う必要があった。
- - 業務の運用が特定の担当者に依存しているため、引き継ぎが困難だった。
- - 締め日前後に通常業務に影響を与えるほどの業務の逼迫があった。
導入後の改善
1.
重複入力の解消:
- 船員管理を一元化し、情報の重複を廃止することで業務の負担を軽減。
- 実績を定期的に確定することで、締め日後の業務負荷を軽減。
2.
属人化の解消:
- 給与に関する手順が標準化され、担当者が交代しても業務がスムーズに進行できるようになる。
- また、締め業務に要していた時間を削減することで、本来やるべき業務により多くの時間を充てられるようになります。
今後の展望
アイディア株式会社は、YJK Solutionsとの連携を深化させ、顧客の業務フローをより深く理解し、Aisea Crewと「なみのり船給」の管理領域を明確化していく方針です。これにより、一層スムーズなシステム導入と運用設計が可能となります。特に増加している外航海運事業者への対応も進めることで、さらなる連携の強化を図ります。
Aisea Crewと なみのり船給の概要
- 船員管理業務をデジタル化するためのクラウドサービス。情報を一元化し、属人化と重複業務を解消することを目指します。
- 特殊な手当や控除計算を行う船員支援用給与計算システム。給与計算の業務を効率化し、柔軟な運用を可能にします。詳細は、
こちら。
この新たな船員管理システムの導入により、今後の内航海運業界における業務の効率化が進むことを期待しています。