タンニングプライドの初展示会が開催!
2024年10月10日、東京・浅草ビューホテルにて、姫路発のレザーブランド「タンニングプライド」が初の独自展示会を開催することが決まりました。このブランドは、日本有数のレザー産地として知られる姫路の数あるタンナーの中から、厳選された優れたタンナーによって作られています。展示会では、その貴重な技術やこだわりを直接体験できるチャンスです。
厳選されたタンナーたち
タンニングプライドは、姫路の伝統的な皮革産業の技術を継承し、革製品の魅力を最大限に引き出すことを目指しています。参加するタンナーたちは、各々異なる特徴や歴史を持つ企業で、イサム製革やカドヤ商店、有限会社新喜皮革といった有名なタンナーが名を連ねています。
- - イサム製革は、30年前から紳士靴用のガラスレザーを中心に生産しており、エナメルやソフトレザーの技術を継承し続けています。
- - カドヤ商店では、タンニン鞣しの馬革を主力にし、ヌメナチュラルと呼ばれる革を開発。エコレザーの製造にも取り組み、持続可能な皮革製品の供給を目指しています。
- - 有限会社新喜皮革は、コードバンと呼ばれる希少な馬の臀部の革の製造で有名であり、近年は廃棄されるサーモンの皮を利用する革作りにも注力しています。
- - オールマイティは、日本で数少ない猪の革を手がけており、独自の技術によって美しく鞣すセンスが光ります。
- - 有限会社松本皮革製造所は、官公庁用安全靴革の製造から多様な革を提供し、自社工場で全ての工程を完結させています。
このように、各タンナーが持つ独自の技術や市場に於ける役割を知ることができる貴重な機会です。
NFT技術の導入
興味深い点は、タンニングプライドが革製品だけでなく、その素材にもNFT(非代替性トークン)の技術を導入していることです。この取り組みはレザー素材に透明性をもたらし、生産者の顔や製品の生産過程を消費者に公開することで、高い信頼性を提供します。具体的には、革素材ごとにアフターメンテナンスの情報や手入れ方法を記載しており、ユーザーはその情報を元に長く美しく革製品を使用できるように支援しています。
この展示会では、実際にNFT技術を体験できるブースも設けられ、革の購入だけでなく、新たなテクノロジーに触れることも可能です。
開催概要
- - 日時: 2024年10月10日 AM11:00~PM5:00
- - 会場: 浅草ビューホテル 小宴会場 3F 蔵前
この機会をお見逃しなく。ファッションやインテリア、レザー製品に興味のある方々のご来場を心よりお待ちしています。姫路の優れたレザー技術を体感し、その魅力を直接感じてみてはいかがでしょうか。