脱炭素社会の実現
2025-03-17 15:09:18

阪急・阪神、脱炭素社会実現に向けたカーボンニュートラル運行を開始

鉄道業界の新たな挑戦



2025年4月1日、阪急電鉄株式会社と阪神電気鉄道株式会社は、全線でCO2排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル運行」を開始します。この取り組みは、地球温暖化対策や脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩です。さらに、そのイメージを訴求するために特別なラッピング列車も運行されることが発表されました。

カーボンニュートラル運行の概要



この運行では、両社が運営する全ての鉄道で使用する電力を、実質的に再生可能エネルギー由来のものに切り替えます。これにより、鉄道の運行に伴うCO2排出量をゼロにすることを目指します。多くの人々に環境に優しい移動手段として鉄道を選んでもらうことを促進し、モーダルシフトを図る狙いも込められています。

ラッピング列車について



この取り組みの告知と共に運行されるラッピング列車は、カーボンニュートラルの象徴である「光」「空気」「木」を擬人化し、持続可能な社会実現に向けた意識を高めることを目的としたデザインが施されています。デザインを手掛けるのは、大阪出身のイラストレーター、ウマカケバクミコ氏です。彼女は、阪急阪神ホールディングスの社会貢献プロジェクトに関与しており、その象徴マークなども担当しています。

鉄道の環境優位性



鉄道は自動車と比較して、高いエネルギー効率を持つ移動手段です。特に都市部で路線を展開する阪急・阪神では、輸送エネルギーの消費が自動車の約1/10にまで抑えられています。この特徴を活かすことで、乗客にとってエコな選択肢としての鉄道の魅力を伝えたいと考えています。

PR活動と動画放映



ラッピング列車内では、環境保全に関連する広告スペースが展開され、さらにはPR動画も放映される予定です。また、アニメ界の著名な声優、神谷浩史さんのナレーションによって、温かみのある特徴的なメッセージが乗客に届けられることでしょう。このような取り組みを通して、より多くの人々に鉄道の持つ環境優位性を理解してもらうことが目指されています。

未来への展望



阪急・阪神のカーボンニュートラル運行は、地域社会や環境への配慮を重視した取り組みです。この新たな挑戦は、今後の鉄道業界にとって大きな意味を持つものであり、将来的には他の交通機関にとってもモデルとなることでしょう。私たちも、この社会の一員として、持続可能な未来を共に歩んでいく必要があります。鉄道と共に、より良い環境を築くために行動していきましょう。


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会社情報

会社名
阪急阪神ホールディングス株式会社
住所
電話番号

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