木造住宅設計の新たなスタンダード、ホームズ君シリーズ
木造住宅設計ソフト「ホームズ君」シリーズは、住宅業界に新たな波をもたらす最新バージョンを発表しました。2024年10月1日より発売されるこの新しいシリーズは、2025年施行の改正建築基準法に完全対応しています。これにより、建築業界のプロフェッショナルが求める高品質な設計支援が実現します。
新バージョンの特徴
新しいホームズ君シリーズには5つの製品が含まれています:
- - ホームズ君「構造EX」
- - ホームズ君「耐震診断Pro」
- - ホームズ君「省エネ診断エキスパート」
- - ホームズ君「あっと簡単見積」
- - ホームズ君「すまいのかんたんプレゼン」
特に注目すべきは、ホームズ君「構造EX」の大規模なアップデートです。これは、壁量や柱に関する仕様規定の変更に対応し、新たな設計支援機能として「建築基準法ナビ」や「構造3Dビューア」を搭載しました。このような機能を通じて、利用者は設計業務をスムーズに進められ、法に準拠した安全な住宅を構築できるようになっています。
データ連携と業務効率化
また、ホームズ君「構造EX」では、ベクターワークスジャパンのBIMソフトウェア「VectorWorks Architect」とのデータ連携が可能になりました。これにより、既存の主要BIMソフトウェア「ArchiCad」や「Revit」と共に、設計業界全体でのデータ連携が強化され、さらなる業務効率化が期待されています。
法改正に伴う支援体制
新しいホームズ君シリーズは、単に機能をアップデートするだけでなく、ユーザーが2025年の法改正に円滑に対応できるよう、特別なヘルプデスクも開設予定です。このサポートがあることで、建築士やデザイナーは新基準を迅速に理解し、実務に反映させることができます。
価格とライセンス認証方式
新シリーズは、USBキー方式とネットワークキー方式の2つのライセンス認証方式を選択できます。これにより、ユーザーは自身に最適な使用法を選ぶことができ、業務の効率を向上させることができます。新バージョンは定価176,000円(税込)で販売され、2025年には一部商品の価格改定も予定されています。
技術セミナーやイベント
さらに、2024年10月以降には全国各地で新機能を紹介する技術セミナーが開催される予定です。これにより、ユーザーは最新の技術情報を得るとともに、同業者との交流も促進されます。
結論
株式会社インテグラルは、コーポレートコピー「知を分かち合い未来へつなぐ。自然とともに、人とともに。」のもと、業務の効率化とコスト削減に注力しています。新しいホームズ君シリーズは、ユーザーにとって有益なツールであり、より良い住宅づくりをサポートするための新たな選択肢です。これからの住宅設計の未来に期待が高まります。