宮﨑優の個展
2024-12-26 17:49:47

日本画家・宮﨑優の個展「四季のいろどり」が銀座で開催

宮﨑優・個展「四季のいろどり」開催



東京都中央区の銀座 蔦屋書店で、2024年12月28日(土)から2025年1月17日(金)まで、日本画家の宮﨑優の個展「四季のいろどり」が開催されます。会期中は、優れた日本の美しさと女性のしなやかさが表現された5点の作品が展示される予定です。1月1日は全館休業ということもあるため、訪れる際には注意が必要です。

宮﨑優のアートとその背景



宮﨑優は大阪府出身の日本画家で、彼女の作品は細やかな筆致と柔らかな色彩を特徴とし、季節の変わり目にともなう女性の心の移ろいを描き出しています。高校時代には美術科を専攻、その後独学で日本画を学んだ彼女は、独特のスタイルを確立しました。着物やその生地、染色、文様に至るまで、作品には深いこだわりが感じ取れます。

彼女にとって、日本の女性を描くことは、自身のアイデンティティを模索する過程でもあります。在日コリアン2世としての背景を持つ宮﨑は、彼女自身のアイデンティティの確立を求め、より多くの女性との出会いを通じて自身を表現してきました。実際、彼女は自身のアーティストステートメントの中で、「女性の美しさ」は身体的な魅力のみならず、心の奥底に隠されている光と影が共存することに由来すると述べています。

展示作品の内容



本展では新作を含む作品5点が初めて展示されます。彼女の作品には、優美な女性像が生き生きと描かれており、観賞者は流れるような髪やしなやかな手のひらの動きを通じて、深い感情の表层を感じ取ることができるでしょう。特に彼女の描く着物は、日本文化の本質を伝え、その文様に込められた意味や力強さを感じさせます。

アーティストとしての宮﨑



宮﨑優は、10年以上も韓国伝統芸能であるプンムルの演奏活動を経験しており、その中で国際的な文化交流の重要性を実感しました。彼女の作品は、日本文化の美しさや魅力が詰まっており、「光と闇」両方の側面を受け入れた女性を描いています。それは彼女自身が抱えてきた感情を、視覚的に表現するための手法でもあります。

アートは、彼女にとってただの表現の手段ではなく、文化が根づく場所であり、心のつながりを築く重要な要素だと考えています。彼女の自身の体験や考え方は、色彩や構造に反映され、彼女の作品は社会や女性の心象を映し出します。

展覧会の概要



  • - タイトル: 宮﨑優 個展「四季のいろどり」
  • - 会場: 銀座 蔦屋書店 アートウォール
  • - 期間: 2024年12月28日(土)~2025年1月17日(金)
  • - 主催: 銀座 蔦屋書店
  • - 協力: SASAI FINE ARTS
  • - お問い合わせ: [email protected]

この特別な個展では、日本の伝統的な美しさを再発見できる貴重な機会となることでしょう。新作を含めた彼女の作品にふれるため、ぜひ足を運んでみてください。相対的な美しさ、内面的な強さを同時に感じることができる機会です。


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会社情報

会社名
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)
住所
東京都渋谷区南平台町16-17渋谷ガーデンタワー
電話番号

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