ACミランアカデミー愛知が新たなシーズンに突入！テクニカルディレクターはマッテオ・ロレティ

ACミランアカデミー愛知、15年目のスタート

ACミランアカデミー愛知が今年、15シーズン目を迎えました。新たにテクニカルディレクターに就任したのは、イタリア出身のマッテオ・ロレティ氏です。彼は選手育成の経験豊富で、日本での新たな冒険をスタートさせました。

マッテオ・ロレティのプロフィール

マッテオ・ロレティは1994年にイタリアのローマで生まれ、スポーツ科学を専門に学びました。2017年には大学を卒業し、その後大学院で運動教育の修士号を取得しています。さらに、フットボールマネージャーとしてのプロフェッショナルな資格も持つ、実力派の指導者です。

彼のキャリアは教育現場から始まり、公立学校でスポーツ指導をした後、ASD CINECITTA’ BETTINIのサッカー指導者としても活動しました。その後、スポーツ関連企業で国際大会の運営に従事。またクウェート校での指導経験を経て、今の役割に就任しました。日本に来るのは初めてですが、その能力が評価されての選出です。

これまでのテクニカルディレクターとの違い

前任者たちは日本文化を熟知しており、それぞれ特有の経験を生かしてアカデミーの成長に多大な貢献をしてきました。マッテオ氏は彼らの指導法を尊重しつつも、若い世代の新しいアプローチとエネルギーを加えることで、新たな成長を目指しています。

新年度に向けた取り組み

来日後、マッテオは早速日本の拠点で活動を開始。名古屋市、小牧市、豊橋市でのトレーニングに全力を注ぎ、子供たちと積極的にコミュニケーションを取りながら、顔と名前を覚えることに努めています。

4月中旬には、イタリアでのスポーツ遠征を予定しており、帰国後も地域イベントや対外試合などに参加しながら、アカデミーの活動を広げていく意向です。

イタリア文化との交流

特筆すべきは、マッテオ氏が名古屋のラジオ局「ZIP-FM」に出演し、地域との接点を持とうとしている点です。また、大阪・関西万博のイタリア館でのイベントにも参加し、国際的な交流を推進しています。

このように、ACミランアカデミー愛知は国際的な視野を持ちつつ、地域に根ざした活動を展開することで、次世代の選手育成に努めています。

ACミランアカデミーの意義

ACミランアカデミーは、30年以上の歴史を誇るクラブであり、イタリア国内の多くのクラブとのネットワークを持ち、世界のサッカー界に有望な才能を送り出しています。日本国内では、2024年7月から唯一のACミランアカデミーとして機能することが決まっており、今後の展開が期待されます。

未来への期待

マッテオ・ロレティのリーダーシップの下、新たなプロジェクトがスタートし、ACミランアカデミー愛知は次なる成長曲線を描くことが期待されます。未来の才能たちがどのように育まれていくのか、注目が集まっています。彼が日本に馴染み、新たな風を吹き込むことに期待しつつ、地元のサッカー界も大きな変化を迎えるでしょう。