外国人ランナー支援アプリ
2016-12-07 10:00:07
外国人ランナー支援アプリ「nakama.plus」導入で富士山マラソンの魅力を拡大
外国人ランナー支援の新たな進化,「nakama.plus」の導入
近年、日本でのスポーツイベントには多くの外国人ランナーが参加しており、その数は年々増加しています。そうした外国人ランナーを支援するために、新たなアプリケーション「nakama.plus」が登場しました。これは、株式会社ディライト、Mintomo株式会社、株式会社情報センター出版局の共同開発により実現したもので、特に富士山マラソンの参加者に向けて設計されています。
「nakama.plus」の魅力とは
「nakama.plus」は、訪日外国人を対象としたサポートアプリです。主な機能としては、外国語による指さし会話帳が用意されており、種類は英語、簡体字、韓国語の3つです。これにより、外国人ランナーが大会情報や現地での移動をスムーズに行えるよう工夫がされています。
特に富士山マラソンに特化した内容が含まれており、地図機能を通じてゼッケン配布場所やスタート・ゴール地点などの情報が豊富に提供されます。この機能は、すでに多くの参加者から高い評価を得ています。
コメントと意気込み
株式会社ディライトの代表取締役案野裕行氏は、外国人参加者にとっての利便性を強調し、「会場までの地図や各種情報を提供し、外国人参加者が忘れられない体験をサポートすることが目標です」とコメントしています。また、Mintomo株式会社の代表取締役新井茂成氏も、このアプリが日本でのイベント体験をより豊かにすることに期待を寄せており、訪日外国人の増加にも寄与したいと述べています。
富士山マラソンの概要
富士山マラソンは、河口湖や西湖の湖畔を周回するフルマラソン大会であり、2016年11月27日に開催される第5回目のイベントです。従来の「河口湖日刊スポーツマラソン」を起源とし、今回で41回を迎えるこの大会には、約12,378人のランナーがエントリーしています。特筆すべきは、海外からの参加者がここ3年連続で倍増しており、今回も約40ヶ国から約2,000人ものランナーがエントリーしています。このように、国際的な参加者の増加は、イベントの魅力を証明しています。
まとめ
「nakama.plus」は、富士山マラソンを通じて訪日外国人ランナーをサポートするために設計されたアプリであり、その実用性は前回の開催でも証明されています。今後もこのアプリを通じて外国人が日本でのスポーツイベントを楽しみ、思い出に残る体験をしてくれることが期待されており、日本のスポーツイベントが一層活性化することに寄与するでしょう。
このように、nakama.plusの導入は、外国人ランナーの参加体験を向上させ、スポーツビジネスにおける新しいアプローチを切り開くものとなります。今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ディライト
- 住所
- 東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5F KSフロア
- 電話番号
-
050-5534-5690